JPL第28節 クルブ・ブルッヘ – シント・トロイデン

2019-03-06

2連勝中で10年ぶりのPO1進出に向けて好調のシント・トロイデン(以下STVV)は、2位のクルブと対戦。クルブは勝利でPO1進出が確定となります。

フォーメーション

STVVは守備リーダーのテイシェイラがスタメン復帰。3-4-2-1だが、デ・サールが中盤とのリンクマンになるため、ボリと鎌田の2トップに近い形となる。

クルブは3バックの中央を務めるベルギー代表DFブランドン・メヘルが出場停止のため欠場。怪我から戻ってきたプランが出場。右WBには前節のアンデルレヒト戦でゴールを決めたMFヴリーティンクが出場した。

序盤からクルブが圧倒

立ち上がりから、クルブはSTVVの最終ラインに圧力をかけて猛攻を仕掛け、対するSTVVは粘り強い守備から少ないチャンスに賭けた。

10分、クルブは左サイドからパスを受けたFWウェズレイが相手CBをかわしてシュート。更には15分にはコーナーキックから、ディアッタが頭で合わせてゴールを狙うが、STVVの守護神ステッペがビッグセーブ。ボールポゼッション65%を超えるクルブが、積極果敢にゴールを狙った。

防戦一方のSTVVだったが、44分にカウンターから、ボタカとのコンビネーションで右サイドを抜け出したボリから、フリーのボタカがシュートを放つが、クルブの守備陣がブロック。少ないチャンスを活かしきれず、前半をスコアレスで折り返し。

最終ラインも攻撃参加するクルブ

前半を内容で圧倒するも先制点を奪えなかったクルブ。後半は更に攻撃的になり、最終ラインのデンスウィル、アムラバトも積極果敢に前線に絡みだした。クルブが6トップのような形で猛攻を仕掛けるに対し、STVVは5バックだけではなく、時には両センターハーフも最終ラインに参加し、7バックのような形で堅い守備を形成した。

58分、ゴール中央30m付近でパスを受けたデンスウィルが、左足で強烈なミドルシュートを放つが、シュートはバーを叩きゴールならず。60分には、右サイドを崩したクルブが、ウェズレイからスフライヴェルスがシュート。当たり損なったボールをファーサイドに走ってきたヴァナケンの足元に入ってきたが、目前で冨安がクリアし、STVVは先制点を許さず。

粘り続けるSTVVだが、ファールをし続けるサンコンの退場を懸念し、70分にサンコンからデ・ペテルへ交代。しかし、73分にクルブのコーナーキックのポジションの奪い合いの際に、デ・ペテルがウェズレイを倒してしまい、クルブにPK、このPKをヴァナケンが決めて、クルブが先制。

先制点を奪ったクルブ。STVVの最終ラインに圧力をかけつつ、クリアボールをリッツやプランが拾い続け、抜群のバランスでSTVVの反撃を最小限に収めた。アディショナルタイムにSTVVがクロスボールから跳ね返ったボールをデ・サールが狙うが、シュートは枠外。

試合はクルブが1-0で勝利。STVVは粘りのディフェンスでクルブの猛攻を跳ね返し続けたが、PKで敗戦。カウンターから少ないチャンスも狙ったが、この試合は枠内シュートなしで終わった。

勝利したクルブはPO1進出が確定。5位STVVは、7位のゲントとの勝ち点差が2となった。次節クルブはアウェーでオイペンと対戦。STVVはアウェーでムスクロンと対戦する。

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