JPL第28節 シャルルロワ – ゲンク
前節はシント・トロイデンに1-3で破れたシャルルロワ。PO1進出に向けて、追い込まれたシャルルロワの相手は、首位のゲンクでした。
フォーメーション
前節3失点のシャルルロワは、最終ラインをアンジェッラ以外を取り替え。左SBはフォルトゥナ、右SBマリノス、CBは35歳の大ベテランのマルトスが出場。中盤にはMFヘンドリクス、左WGにはエナンがスタメン復帰した。森岡亮太はトップ下でスタメン出場。
対するゲンクは、エースストライカーのサマッタが体調不良のため欠場。198cmの長身FWで、ワースラント時代には森岡亮太ともプレーしたガノが出場。左SBがフィンランド代表のウロネン、左CBがコロンビア代表のルクミが出場した。
流れに反してゲンクが先制
高いポゼッションから左右を揺さぶりながら攻撃を仕掛けるゲンクと、自陣での組織的な守備から両サイドのスピードアタッカーを軸に効率よくカウンターを仕掛けていくシャルルロワの対戦。
開始2分で自陣からのロングボールを技ありのターンで振り向いた森岡がドリブル突破から左足でシュートを放つが枠外。対するゲンクは、11分に左サイドのトロサールのスルーパスにガノが反応するが空振りでゴールならず。立ち上がりから先制点を狙うべく、両者持ち味を発揮した。
12分過ぎからは、ゲンクのパスワークを捕らえられるようになってきたシャルルロワ。前線からのプレスと中盤の連動が良く、ヘンドリクスとイライマハリトラのインターセプトから、森岡亮太にボールを集めて攻撃のリズムを掴み始めた。17分には森岡のスルーパスを受けたオシムヘンがゴールを狙うが、ゲンクGKヴコヴィッチがセーブ。
悪い流れに引きずり込まれそうなゲンクだったが、24分に右SBのメーレの突破から横パスを受けたトロサールがシュート。これはシャルルロワDFアンジェッラに止められるが、こぼれ球をMFヘイネンが押し込んで、劣勢のゲンクが先制点を挙げた。
先制点で流れを変えたゲンクは、30分にマリノフスキーがミドルシュート、36分にはトロサールのパスからガノがシュートを放つなど、ゲンクがいいリズムで試合を運び、前半を終了した。
個人技でエナンが同点ゴール
後半も前半の流れから、ゲンクが両サイドから攻撃を仕掛け、ペースを握る展開に。シャルルロワのクリアボールをゲンクのMFマリノフスキー、ヘイネンらが拾うなど、後半はゲンクが上手くゲームに入っていた。
後半のゲームの入りが良くなかったシャルルロワだが、56分、左SBのフォルトゥナの縦パスを受けた左WGのフィリップ・エナンがドリブルで駆け上がり、カットインからのミドルシュートを放ち、これがゴール右隅に決まり、シャルルロワが同点。ここ最近は出場機会に恵まれなかったエナンは、個人技で貴重なゴールをもぎ取った。
逆転を狙うシャルルロワ。高い位置からプレスをかけて、ショートカウンターから速攻を仕掛け、チャンスを演出。60分には、自陣でエナンのインターセプトから、森岡→ゴリザデとつないで、最後はオシムヘンがGKヴコヴィッチを躱してゴールを狙うが、惜しくも枠外。徐々に得意のロングカウンターで決定機を演出した。
失点後の流れが悪いゲンクは、66分にエンドンガラを下げて伊東純也、69分にはガノを下げてイングヴァルトセンを投入。再び勝ち越しゴールを狙った。
77分、右SBのメーレからの縦パスを受けた伊東純也は、相手DFマルトスを持ち前のスピードで振り切りクロス。ニアサイドにトロサールが入り込むが惜しくも枠外。80分にもトロサールの崩しから、中央のポスエロがゴールを狙うが、シャルルロワディフェンスに阻まれた。
83分にシャルルロワが反撃。ヘンドリクスがゲンクMFマリノフスキーからボールを奪うと、すぐさまに縦パス。バイタルエリアの森岡亮太が相手DFを躱してシュートを狙うが、追い抜いてきたオシムヘンがシュート。これはヴコヴィッチに阻まれるが、こぼれ球を森岡が左足で狙うが枠外。
85分にゲンクの攻撃。マリノフスキーからの縦パスを受けた伊東純也が、ターンで相手DFを躱してシュートを放つが、シャルルロワGKペヌトーに阻まれてゴールならず。
試合は1-1で終了。ゲンクは公式戦5試合勝利なし、シャルルロワはPO1進出が厳しくなった。
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