第25節 ゲンク – スタンダール

2019-02-11

金曜日に行われた首位ゲンクと4位スタンダールの試合結果です。

フォーメーション

ゲンクは右にペイントシルを起用した以外はいつもの通り。スタンダールについては、あまりマッチレポ書いていないので、今回はスタンダールについて。

今季は3バックも試合によって採用するが、基本的には4-2-3-1。GKはメキシコ代表でも有名なギジェルモ・オチョア、右SBはカヴァンダ、19歳のCBジーノ・ヴァンフースデンは不動のレギュラー。左はポコニョーリが怪我のため不在だが、キプロス人CBライフィスを起用。CBはガラタサライへ去ったDFルインダマに代わり、同じくDRコンゴ代表のボカディを起用された。センターハーフはルーマニア代表の主力のラズヴァン・マリン、ボスニア代表MFツィミロットのコンビ。2列目はモロッコ代表でW杯にも出場したMFメフディ・カルセラ、右にはDRコンゴ代表のエムポク、左は元ベルギー代表MFマクシム・レスティエンヌ、CFにはマリ代表のムサ・ジェネポが入った。

序盤から優位に進めるゲンク

上位対戦という好カードでありながら、チームの完成度でゲンクが上回ると感じさせられた試合。スタンダールはディフェンスから入り、打開力のあるアタッカーでカウンターを狙う展開となった。

5分、自陣でボールを奪ったスタンダールは素早いカウンターからカルセラが、バイタルエリアからミドルシュートを狙うも、ゲンクGKヴコヴィッチがキャッチ。16分にもカウンターからカルセラがシュートを狙うが枠を外します。

ゲンクは31分にゴール前でスタンダールがクリアを損なったボールを奪ったFWトロサールが、相手DFを躱して左足でシュートを放つが、バー直撃。34分には、ゴール30m付近から左足で豪快なシュートを放つものの、オチョアのセーブで防がれて得点ならず。両者スコアレスで前半を折り返した。

右サイドを崩したゲンクが先制

52分、コーナーキックをクリアしたボールを拾ったゲンクは、バイタルエリアから右SBのメーレが縦方向へ突破してクロスを放つと、PA内に残っていたDFジョセフ・アイドがヘッドで狙うが、スタンダールDFボカディがブロックした。

68分、右サイドへ大きく展開したゲンクは、タッチライン際からメーレが中央へスルーパス。トップ下へポジションチェンジしていたトロサールが裏を抜けてシュート。これをオチョアが弾くものの、こぼれ球をエースストライカーのアリー・サマッタが押し込んで、ゲンクが先制。

その後も追加点を狙い続けたゲンクだったが、82分にトロサールが足首を捻り途中交代。スタンダールが息を吹き返し、85分に左サイドのクロスから、最前線に入っていったヴァンフースデンがボレーで合わせに行くが空振り。スタンダールは同点のチャンスを逃した。

88分、スタンダールのコーナーキックを弾き出したゲンクは、右SBのメーレがドリブルで中央を突進。周りをひきつけながら味方選手を待ってから、左方向へスルーパス。フリーでボールを受けたサマッタが、オチョアとの1対1を制してゲンクが追加点。サマッタは今季19得点目で得点王争い独走。試合は2-0でゲンクが制した。

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