ティミー・シモンス、ズルテのアシスタントコーチ就任

現在クルブ・ブルッヘのU-16チームのコーチを務めている、元ベルギー代表のティミー・シモンスは、来シーズンからズルテ・ワレヘムのアシスタントコーチに就任することが決まった。

2000年からの5年間、2013年から引退する2018年までの合計で10年クルブ・ブルッヘでプレーし、リーグ優勝4回、カップ優勝3回と輝かしいタイトルをもたらした、2000年代のクルブ・ブルッヘの「アイコン」であるシモンス。引退後はイヴァン・レコの下でコーチを1年務め、今シーズンはU-16チームのコーチを務めた。来シーズンはクルブを離れ、フランキー・デュリーの下でアシスタントコーチを務めることになった。

公式サイトでシモンスは「私はとても穏やかな気持ちでクルブでの12年間を振り返る。U-16チームでは素晴らしい経験をした。最初はそれが正しいステップなのか疑問に思ったが、クラブアカデミーで働いてみて、全ての指導者が経験したほうがいいと感じた。クラブアカデミーは、選手を育成することだけではなく、指導者育成のためにも優れた環境だ。私はズルテ・ワレヘムからオファーを受けて、アシスタントコーチにトライすることにした。将来的には監督としてクルブに戻ること。それが私の目標だ」と話した。

ズルテ・ワレヘムは、過去にベルギーリーグ最優秀監督に2度受賞し、2012-2013シーズンにはアンデルレヒトとのマッチレースで最終節まで優勝を争った実績がある、フランキー・デュリー監督が、前身のズルテセSK時代から約30年間監督を務めている。トルガン・アザール(現ドルトムント)、スアリロ・メイテ(現トリノ)など数多くの選手を指導し、育成能力にも長けた名伯楽の下で、シモンスはアシスタントコーチを務めることになった。

なお、クルブ・ブルッヘは、シモンスが去ったU-16チームのコーチに、先日STVVで現役引退したばかりのスティーヴン・デ・ペテル氏の就任を発表している。

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