footballistaへ「ロシアで愛されたベルギー人DFロンバールツ、現役引退へ」を寄稿しました

2020-04-21

コロナウイルスでリーグ戦が止まっていますが、月イチペースでfootballista様への寄稿は続けています。今回は先日、ベルギー紙「HLN」で現役引退を明言した、元ベルギー代表DFニコラス・ロンバールツについて書きました。

所属のオーステンデの財政問題にも若干触れています。コロナ関連以外で最も大きなニュースになっているのは、オーステンデの存続問題であり、当時マルク・クッケ元会長時では、多数の引き抜きで戦力補強をしている、いわゆる「成金」クラブで、ロンバールツの獲得はクラブの強化プロジェクトの目玉でもありました。

ゼニトで10年間、大切にされていた彼としては、オーステンデでの3年間は、非常に難しかったかもしれません。

ロンバールツがプロキャリアを始めた、KAAヘントのホームスタジアム「ゲラムコ・アレナ」のコンコースには、彼の名前が入ったフードコートがあります。ヘントではフードコートの名前には、かつての名選手の名前が入っています。90年代のノルウェーのストライカーのオーレ・マルティン・アルスト、欧州初のコンゴ出身選手のレオン・モクナ、1960年前後の代表DFローラン・ストルムらと共に、ロンバールツの名も入っています。

現役引退後は指導者の道へ進み、ゼニトのスカウティングスタッフに入ると言われているロンバールツ。第二の人生では、愛されたゼニトの監督になる姿を見たいものです。

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