PO1 第6節 ゲント-ゲンク / ワンチャンスを決めきったゲンクが4連勝
折返しの第6節。首位を走るゲンクは、5月1日にベルギーカップ決勝を迎えながらも、PO1では1分4敗で苦しむゲントとの対戦。
前半からペースを握ったのはゲント。ゲンクの攻撃の軸である両サイドの縦の関係を分断し、両サイドを制圧するゲントは、左SBアサレ、右SBスケのクロスからチャンスを演出。中盤は3試合の出場停止から戻ってきた、元ベルギー代表MFヴァディス・オジジャがトップ下に入り、持ち前のキープ力からゲームをコントロールし、試合はゲント優勢に進んだ。
しかし、PO1に入ってから、わずか3得点と決定力に悩まされているゲント。ゲンクの自慢の3トップを分断させ、中盤のキーマンのマリノフスキーに仕事させず、両サイドバックは守備に奔走するなど、ゲーム自体は首位を走るチーム相手に優勢に進めるものの、前線の攻撃陣が噛み合わず、ゴール前を崩せず。ゲームは膠着した状態で進んだ。
40分、ハーフウェーライン付近でボールを回しているゲントが、ゲンクのFW伊東純也にボールを奪われると、ドリブルでDFとGKを躱してシュート。ゲンクが先制点を奪ったが、VARによる助言により主審は、伊東純也がボールを奪った際のプレーでファールと判定し、ノーゴールに。前半はスコアレスで折り返した。
後半に入っても、ゲントのペースで試合は進むが、55分、中央でボールをフリーで受けたウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキーがボールを運び、縦パスを入れると、ゴール左45度付近でFWレアンドロ・トロサールが受け、ワンタッチでマークに付いていたゲントのチュニジア代表DFディラン・ブロンを躱すと、そのまま右足でシュートを放つと、ボールはゴール右のサイドネットに突き刺さり、ゲンクが先制。ほぼワンチャンスでトロサールが個人技でゴールをこじ開けた。
先制されたゲントは、失点直後に決めきれなかったクヴィリタイアを下げて、カナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドを投入。65分にはMFオジジャを下げて、ウクライナ代表MFロマン・ベズスを投入。同点に追いつこうと奮闘するも、ゲンクの守備陣を崩すことができず、試合は1-0でゲンクが勝利した。
勝利したゲンクは、試合の流れこそは相手に握られてしまうものの、PO1に入ってから、3失点と安定している守備陣が決定機を作らせず、数少ないチャンスをトロサールの個人技で決めきって勝利。主導権は握られても、首位を走るチームならではの勝負強さを発揮した。
対するゲントは、最悪な事態からは回復傾向だが、PO1に入ってからは僅か3得点の攻撃陣は相変わらず。4試合ぶりにオジジャが復帰したが、最後の崩しの局面では噛み合わない状況が続き、5月1日に行われるベルギーカップ決勝に向けて不安材料を残した。
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