PO1第5節 クルブ・ブルッヘ – スタンダール・リエージュ / 猛追のスタンダール

クルブ・ブルッヘ 4-4 スタンダール・リエージュ

 

 

前節はシャルルロワに6-0と大勝したクルブと、宿命のライバルのアンデルレヒトに2-1で勝利したスタンダールとの対戦。前日に2位アンデルレヒトが敗れたため、クルブとしては突き放したいところです。

前半開始早々の8分、スタンダールのクリアミスを逃さなかった、クルブのキャプテン、ルート・フォルメルがファーサイドにシュートを放ち、クルブが先制します。更に29分には右サイドをフォルメルが突破しクロスを上げると、ブラジル人FWウェズレイが頭で合わせて、クルブが2-0でリードします。

守備の乱れを突かれたスタンダールは、28分に右サイドを突破したカルセラのクロスから、ファーサイドから走ってきたエジミウソンが合わせて、スタンダールが1点返します。

しかし、クルブは左サイド奥でボールを受けたヴァナーケンが後方のディアビにバックパス。そのディアビがゴール30度ほどの角度の小さい位置からシュートを放つと、ファーサイドのポストに当たりながらもゴールに吸い込まれ、クルブが3点目。

再び2点差をつけられたスタンダールだったが、左サイドを突破したエジミウソンが、追走してきたコールスをフェイントで躱してからシュートを放つと、ゴール右上隅に突き刺さり、スタンダールが再び1点差に詰めより、前半は3-2で折り返します。

後半もお互いに攻撃的な姿勢は緩めることがない両チーム。66分に、スタンダールがカルリーニョスのスルーパスから、エモンが抜け出すと、ダイレクトでシュートを放ち、相手GKガブロフの脇下をすり抜けゴールに吸い込まれ、スタンダールが同点に追いつきます。

81分、クルブは右サイドのラファエロフがクロスを放つと、逆サイドから迫ってきたリンボンベがヘッドで折り返したところ、エモンの腕にボールが当たり、ハンドの判定。クルブがPKを得ると、これをディアビが決めて、クルブが勝ち越します。

逃げ切りたいクルブは、85分に疲れが見えてきたリンボンベに変えて、前スタンダールのセンターバック、アレクサンドル・ショルツを投入して、逃げ切りに図ります。粘るスタンダールを相手に攻撃を跳ね返し続けます。

試合終了間際の94分。途中出場のマリ代表MFムサ・ジェネポが左サイドで仕掛けると、コールスがたまらずファールで止めて、スタンダールがフリーキックを獲得。ラストチャンスになるフリーキックを、ゴール前まで上がってきたGKオチョアがヘディングシュート。一度はクルブGKガブロフが防ぐが、途中出場のクロアチア人FWジュレ・チョプが左足で押し込んで、スタンダールが土壇場で同点。試合は4-4で引き分けに終わり、スタンダールは3位に浮上しています。

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