第26節の試合結果 残留争い直接対決はメヘレンが勝利

金、土に行われたベルギーリーグの試合結果です。

オーステンデ 2-0 アンデルレヒト

前節は最下位メヘレンに2-2で引き分けてしまった不調のアンデルレヒト。この日も前半から右サイドを崩され、7分にクロスからデンドンケルがオウンゴール。14分にはコーナーキックからDFアントニオ・ミリッチのヘディングシュートで早々に2点を決められます。追いつきたいアンデルレヒトは、後半に昨シーズンの得点王でポーランド代表FWウカシュ・テオドルチク、U-20代表のフランシス・アズムを投入するも、オーステンデの守備陣をこじ開けることが出来ず、完封負け。森岡亮太は77分まで出場。

コルトライク 4-0 アントワープ

プレーオフ進出を争う5位アントワープと、7位コルトライクの直接対決。20分にコルトライクが、右サイドからのクロスからウアリが決めると、38分にはスルーパスを受けたチーム得点王のFWテディ・シュヴァリエがゴール。後半にも70分に左サイドからのクロスをシュヴァリエ、83分にはカウンターからシュヴァリエがGKかわして無人のゴールに流し込み、シュヴァリエのハットトリックにより、コルトライクが勝利しています。アントワープは6位に順位を下げました。

ゲンク 3-1 ズルテ・ワレヘム

ベルギーカップ決勝進出したゲンクは、年明けから無敗で残留争いから抜け出したズルテ・ワレヘムと対戦。17分にズルテのダミアン・マルクがパスミスを拾った、ゲンクのギリシャ代表FWニコラス・カレリスが相手GKをかわしてゴールに流し込み、ゲンクが先制、32分にはボンゴンダが取ったPKを、チュニジア代表FWハムディ・ハルバウィが決めてズルテが同点で1-1で折り返します。後半に入り59分、左サイドに開いたカレリスのクロスを、元ベルギー代表の36歳のMFトーマス・ブッフェルがボレーを決めて、ゲンクが勝ち越し。アディショナルタイムには、スペイン人MFアレハンドロ・ポズエロが豪快にミドルシュートを決めて、ゲンクが3-1で勝利しています。

メヘレン 1-0 オイペン

勝ち点2差で残留を争う15位オイペン、最下位メヘレンの直接対決。守備から入るオイペンに対して、メヘレンが攻める展開になります。11分にマタイスのパスを受けた、ブルキナファソ人FWバンデがシュートを放つが枠外。16分にフリーキックからMFロブ・スホーフスが狙うが枠を捉えきれません。ゲームはメヘレンが圧倒するもオイペンが粘り続け、60分まででシュート本数は12対2でメヘレンが圧倒するも、スコアは動きません。しかし、72分に右サイドへ流れたバンデが、相手DFを2人かわして中央へ折り返すと、元デンマーク代表FWニクラス・ペデルセンが合わせて、メヘレンが待望の追加点を決めます。これを守りきったメヘレンが勝利し、オイペンに代わり15位に浮上しました。オイペンの豊川雄太はベンチ入りするも、出場はありませんでした。

 

残留のために1試合も気を抜けられないメヘレン。しかし、サポーターは最後まで共に戦う意志を示しており、最下位に転落してからも、ブーイングではなく熱い声援を送っています。残留争いの真っ只中のメヘレンですが、この日の観客数は14327人を集めています。「YOU ARE GOLD」のスローガンの元、多くのサポーターからの声援を求めるメヘレン。ゲント、シャルルロワ、スタンダール、ワースラントと厳しい相手が続くが、2007年の1部復帰以来、最大の危機を乗り越えようと奮闘しています。

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