2020-2021プロリーグD1A第3節の対戦カード[プレビュー]
すでに金曜日の1試合が終了しているが、今週からは軽くプレビュー記事を書いていきます。
今週の試合(太斜線はDAZN放送予定)
8/21
コルトレイク 0-0 オイペン
8/22
ズルテ・ワレヘム – ワースラント・ベフェレン(16:15 [日本時間23:15])
メヘレン – セルクル・ブルッヘ(18:30 [日本時間25:30])
OHルーヴェン – シャルルロワ(18:30 [日本時間25:30])
ロイヤル・アントワープ – ヘント(20:45 [日本時間27:45])
8/23
スタンダール・リエージュ – ヘンク(13:30 [日本時間20:30])
クルブ・ブルッヘ – ベールスホット(16:00 [日本時間23:00])
アンデルレヒト – ムスクロン(18:15 [日本時間25:15])
8/24
シント・トロイデン – オーステンデ(20:45 [日本時間27:45])
DAZNで放送カード5試合について触れていきます。
Contents
OHルーヴェン – シャルルロワ
開幕2連勝と好調の森岡亮太所属のシャルルロワ。前節はヘンク相手にアウェーで引き分けたOHルーヴェンが相手。カウンター得意のシャルルロワだが、前節のオーステンデ戦ではボールを持たされる展開に持ち込まれ、相手のプレッシングに苦戦する展開になったが、76分に途中出場のレザイーのゴールで勝利した。ヘンク戦では守備的に戦ったOHL相手だけに、今週もボールを持たされる展開が予想される。今季のシャルルロワは元ベルギー代表MFギヨーム・ジレを獲得したこともあり、森岡亮太は今シーズンはポジションを戻してトップ下で再び起用されている。
今季は5シーズンぶりに1部に戻ったOHルーヴェン。今シーズンからは元STVVのマルク・ブレイス監督が就任し、元代表MFダヴィ・ユベール、2回の得点王になったジェレミー・ペルベを始めに、1部で実績のあるベテランを揃えている。キーマンはチャンスメーカーのシャビエル・メルシエと、昨シーズンの2部得点王のトマ・アンリのフランス人コンビ。シャルルロワとしては、カウンターからメルシエのテクニックには注意したいところだ。
ロイヤル・アントワープ – ヘント
昨シーズンのベルギーカップ王者のアントワープと、昨シーズン2位のヘントが対戦。しかし、両チームとも開幕2試合は勝利がなく苦戦を強いられている。
開幕2試合とも前半で先制しているが、開幕戦はムスクロン相手に同点に追いつかれ、第2節ではギー・ムベンザに2ゴールを奪われてしまい逆転負け。クルブでは爆発的な攻撃力でリーグを席巻したイヴァン・レコ監督だが、アントワープではまだチームを掌握しきれておらず、昨シーズンの得点王のムボカニは無得点のままだ。三好康児は現時点で3試合出場はないが、招集メンバーには加わっている。
対するヘントは開幕2連敗スタートで、デンマーク人のイェス・トールップ監督の解任を発表。後任には前アントワープのラースロー・ベレニ氏が就任。早々の監督交代の決断にはベルギー国内では議論の的になっている。2試合続けて先制点をくらい、試合中盤にはセットプレーでプラストゥンがゴールを決めて、試合終盤には勝ち越しを許すという展開を連続で続けている。合口の悪いアントワープ相手だが、来月に控える来シーズンのチャンピオンズリーグ予選に向けて、調子を取り戻したいところだ。
スタンダール・リエージュ – ヘンク
フィリップ・モンタニエ新監督が就任し開幕2連勝のスタンダール・リエージュは、前節はOHルーヴェン相手に引き分けたヘンクと対戦。
前節はワースラントに先制点を食らったスタンダールだったが、トップ下のセリム・アマラーと、若手MFサミュエル・バスティアンの2試合連続のゴールで逆転勝利を収めた。しかし、この試合で好調のバスティアンが負傷し、ヘンク戦は招集外になっている。監督が代わった今シーズンもFW陣の力不足感は否めない中でのバスティアンの離脱は痛手だが、ヘンク戦では他の選手の奮起が求められる。
ヘンクは前節はゴール前で5バックを敷くOHルーヴェン相手に苦戦する展開。一方的にボールを握る展開になり、プレスにこない相手にCBまでも攻撃参加をする展開になり、度々カウンターを食らっており、試合内容ではまだまだ良いとは言えない。初年度と比べ、かなり警戒されている伊東純也には、厳しいマークはついているが、前節にカットインから鮮やかなミドルを決めている。今週はリーグ屈指の左SBニコラ・ガヴォリとのマッチアップになる。
クルブ・ブルッヘ – ベールスホット
第2節にオイペンに4ゴールを決めて、今季初勝利を収めたクルブが、ホームに鈴木武蔵を獲得したベールスホットと対戦。
ベルギーカップ決勝ではアントワープに、開幕戦はシャルルロワ相手に無得点と続き、攻撃力売りのクルブにとっては嫌な展開が続いていたが、オイペン戦では期待の若手ユスフ・バジの初ゴールを含め、4得点で圧勝した。主力の放出はほとんどなく、戦力的に充実しているクルブは今シーズンも優勝候補の筆頭には違いない。デニス、オケレケらを抑え、レギュラーで定着しつつあるセネガルの若手バジが得点を重ねていくかが焦点になるだろう。
開幕2連勝、得失点差で首位のベールスホットはクルブとの対戦を控える。アルゼンチン人のエルナン・ロサダ率いるチームは、2部優勝決定戦を含め、今月の公式戦では9得点3失点と抜群の得点力を誇る。前線のトライアングルを形成するモロッコ人FWティスダリ、カメルーン人FWマリウス・ヌビシ、オーストリア人MFホルツハウザーの3人で7得点決めている。開幕2試合と異なり、リーグ屈指の実力を誇るクルブ相手には真価を問われるだろう。
シント・トロイデン – オーステンデ
開幕戦はヘントを撃破したものの、第2節のアンデルレヒトには力の差を見せつけられる結果になってしまったシント・トロイデンは、開幕連敗スタートのオーステンデと対戦。
ケヴィン・マスカット新監督が率いるシント・トロイデンは、開幕戦は鈴木優磨とコリーディオのゴールで勝利したものの、アンデルレヒト戦では後半にサンコンの一発退場もあり、今季初黒星を喫した。守備の要のサンコンは、2試合の出場停止が決定し、アンデルレヒト戦で負傷したデ・リデルは長期離脱が必至だ。チーム自体の仕上がりは悪くないものの、負傷者が続出している状況でのやりくりが非常に難しい状況だ。
今シーズンからアメリカの投資家グループに買収され、新体制での再スタートになったオーステンデ。今シーズンからドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィヒのユース監督を務めていたアレクサンドル・ブレッシン監督が就任している。ドイツの若手選手を獲得し、オーステンデの同グループクラブのバーンズリーからもイングランド人を迎え入れている。レッドブルグループのプレー強度を重視したハイプレスと速攻を彷彿させる攻撃を見せているが、まだまだチームの完成度は高くない。開幕2試合ベンチスタートのエースのファション・サカラの起用が鍵になりそうだ。
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