JPL Players Vol.31 ディディエ・ランケル・ゼ

連日のベルギーリーグの選手を紹介。今回はロイヤル・アントワープのウイングプレーヤーで、カメルーン代表FWディディエ・ランケル・ゼです。

プロフィール

ディディエ・ランケル・ゼ Didier Lamker Ze
生年月日 1996年9月16日(24歳)※2021年2月現在
国籍 🇨🇲カメルーン
出身地 ベルトゥア
身長 192cm
利き足 右
ポジション FW(左ウイング、センターフォワード)
背番号 7

クラブ遍歴

2015-2016 リールB(フランス)
2016-2018 シャモワ・ニオール(フランス)
2018- アントワープ

プレー動画

コメント

2021年に入ってから、公式戦5得点と好調のサイドアタッカー、ディディエ・ランケル・ゼ。今シーズン開幕後は、イヴァン・レコ氏(現上海海港監督)が就任してからは、ウェイトオーバーが原因で出場機会を失っていたが、監督がフランキー・フェルカウテレン氏になってからは、出場機会を取り戻し、アントワープの得点源として活躍している。

気性が荒く、破天荒な言動が多い、いわゆる「問題児」で、アントワープでの3シーズンでは、報復行為での退場、ゴール後のユニフォーム脱衣で退場、ウェイトオーバーによる不摂生、メディアを通じての移籍志願、更には今年はじめにはアンデルレヒトのユニフォームを着て、スタジアムに来場するなど、ネタに尽きないアタッカーだ。

先日のベールスホットとのアントワープダービーでは、決勝点となるゴールを挙げたが、ゴール後に無観客のスタンドに駆け上がり、観客席でパフォーマンスを敢行している。おそらく罰金は免れないだろう。

そんな問題行動の多いランケル・ゼだが、多彩の才能に恵まれたアタッカーである。192cmの長身ながら、ストライドの大きいフォームで重戦車の如く突破を図り、強烈なキック力でゴールを量産している。長身を活かしたヘッドの強さも見ものだ。ムラッ気の多さと敵味方とも予想が不可能な行動に悩まされることもあるが、あっと驚くようなプレーも見せてくれる魅力的なアタッカーだ。

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