アンデルレヒトGKディディヨン、セルクルへ完全移籍
アンデルレヒトに所属するフランス人GKトマ・ディディヨンは、セルクル・ブルッヘへの完全移籍が決定した。契約期間は2024年までの4年間。
フランスの育成の名門FCメスの下部組織出身のディディヨン。2014年5月にデビューを果たした。2014-2015シーズンに当時ベルギー2部のセランへ期限付き移籍をした後に、2015年からメスの正GKに定着した。2018年にアンデルレヒトへ完全移籍。2018-2019シーズンは正GKとしてプレーし続けていたが、2019年夏にベルギー代表の実力者GKヘンドリック・ファンクロムブルッヘの加入により出場機会を失った。2020年にヘンクへ移籍して約4ヶ月レギュラーとして活躍したが、完全移籍オプションは行使されていなかった。
セルクル・ブルッヘは昨シーズンまでプレーした、GKレナート・モーゼル（ユニオン・ベルリン）、GKギヨーム・ユベール（クルブ・ブルッヘ）を返却。残留の立役者になったモーゼルの後釜となる実力者を探していた。
足下の技術に優れ、フランスでも期待されていたGKだが、メス、アンデルレヒトなどでキャリアが思うようにいかないディディヨン。今季からイングランド人のポール・クレメント監督が率いるセルクルで再起を図る。
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