財政難のオーステンデ、売却交渉が難航
現在15位に低迷しているオーステンデは、複雑な状況に陥っている。
財政難で破産危機に陥っているオーステンデは、昨年末からアメリカ・ハワイ州の企業「パシフィック・メディア・グループ」への売却交渉を行っていたが、現在は停止している。
その原因は、2017年までオーステンデの会長を務め、現在はアンデルレヒトの会長を務めている、マルク・クッケ氏が現在もクラブの所有権を所持していることが原因の模様。クッケ氏はアンデルレヒトの会長でありながら、現在もオーステンデに興味を持っているようで、オーステンデのフランク・ディルクケンス会長は「クラブの売却が完了するにはマルク・クッケ氏のサインが必要だった」と発言している。
ベルギーリーグの規定上、2つのクラブの会長を務めることは不可能だが、オーステンデはクッケ氏が所有する権利を全て放棄するよう要求している。
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