アンデルレヒト、3年ぶりの優勝

2017-05-21

ベルギーリーグプレーオフ1の試合結果です。

ゲント 5-2 ズルテ・ワレヘム

前節は、10人のシャルルロワに守りきられて、1-1の引き分けで終了し、2年ぶりの優勝は果たせなかったゲント。勝てば3位以内が確定し、クルブの状況次第では、最終節での直接対決で逆転での2位も期待できる試合。相手は今季のベルギーカップ王者のズルテ・ワレヘムです。

試合は21分にゲントがミリチェヴィッチのフリーキックから、クリバリーが頭で合わせて先制点。36分には高い位置でボールを奪ったゲントは右サイドへ展開し、カルのクロスから、大外から走り込んできたサイエフがスライディングシュートで2点目。ゲントが2-0で折り返します。

後半もゲントのペースは変わらず、59分にはカウンターからサイエフ→久保と繋ぎ、最後は右サイドのカルが豪快にミドルシュートを決め、ゲントが3-0。更にゴールキックから久保がダイレクトでスルーパスを出し、裏に抜け出したクリバリーが、ズルテDFマッローネを振り切り、相手GKとの1対1を制し、4-0と試合を決めます。79分にはコーナーキックからレイェに決められ、ズルテが1点返すが、83分にカルのスルーパスに抜け出した久保裕也がダメ押しゴールを決め5-1。試合終了間際にズルテのダルスゴーアに1点返されるが、ゲントが5-2で勝利。今シーズン3位以内を決め、来シーズンのヨーロッパリーグ出場を確定させました。

オーステンデ 2-1 クラブ・ブルッヘ

優勝のためには勝利が絶対条件のクルブは、アウェーでオーステンデと対戦。試合はクルブが前半から猛攻を仕掛けるが、イスキエルド、ヴァナーケンらが決定機をモノにできず、逆に30分にセットプレーから、元チェコ代表DFダヴィド・ロゼフナルがヘッドで決めてオーステンデが先制します。

後半に72分にクルブがウェズレイのゴールで同点に追いつくが、82分にクルブが連携ミスを突いて、元ナイジェリア代表FWジョセフ・アクパラがクルブのディフェンスの裏を突いて、相手GKとの1対1を制して、オーステンデが決勝点。逆転優勝を狙ったクルブだが、元クルブのロゼフナルとアクパラに決められ、リーグ連覇になりませんでした。

シャルルロワ 1-3 アンデルレヒト

前回の対戦では、シャルルロワの堅守を崩せず、ホームのコンスタント・ヴァンデンストックで0-1で敗戦を喫したアンデルレヒト。この試合に勝利すれば優勝が決まる試合です。試合は猛攻を仕掛けるアンデルレヒトと、堅守速攻を得意とするシャルルロワがカウンターを狙う展開。27分、ゴールキックからポレが頭で逸らすと、ベディアが抜け出し、飛び出してきたアンデルレヒトGKブークスを抜き、無人のゴールに押し込み、シャルルロワが先制します。

1-0で折り返した後半、59分にオブラドヴィッチのクロスから、ゴール前のテオドルチクが決めて、2ヶ月ぶりのゴールでアンデルレヒトが同点。その後、シャルルロワに反撃を受けるが、74分にハーフウェイラインでボールを奪ったアンデルレヒトは、アンニのスルーパスから、テオドルチクが抜け出し、シャルルロワGKペントーとの1対1を制し、アンデルレヒトが逆転します。その後、途中出場のマッシモ・ブルーノがダメ押しゴールを決め、試合はアンデルレヒトの逆転勝利。3年ぶり34回目のリーグ優勝を果たしました。

Monacoinを投げる
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?