ロケレン、23日に破産の可能性

 11日にベルギーサッカー協会からの負債を返済したロケレンに対し、ベルギーの商事裁判所は23日まで、現在抱えている400〜500万ユーロの負債を返済できなければ、破産宣告を受けることがわかった。

 ベルギー紙「Le Soir」によると、ベルギーサッカー協会からの負債を返済し、プロライセンス剥奪とクラブ解散の危機を乗り越えたロケレンだったが、不十分と判断されて、現在は暫定的に商事裁判所の管理下に置かれている。12日から練習再開の予定だったが、給料の一部が支払われていないため、依然、選手、スタッフはストライキを続けている。

 13日の報道によると、暫定管理者のクリス・ゴーマン氏は「現時点ではロケレンは事実上破産している。クラブは救われる可能性はあるが、現時点では資金を用意する人物はいない。(ルイス・)デ・フリース会長は23日まで、答えを見つけなければならない」と発言している。

 またゴーマン氏は「クラブが破産宣告を受けた場合も、ベルギーサッカー協会の登録番号を購入すれば、全ての負債を返済しなくてもアマチュアリーグから再開することができる」とクラブ解散の最悪な事態から脱出していることは明言している。

 ドバイからの投資グループが、ロケレンの買収に興味を示していると言われるが、現状では先行きが見えていない。ルイス・デ・フリース会長は23日まで解決策を見出さなければならない。

Monacoinを投げる
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?