セルクル、４シーズンぶりに１部復帰

2018-03-112018-03-14

ベールスホット・ウィルライクのホーム、キールで行われた第1戦は、1-0でベールスホットが先勝したベルギー2部リーグの優勝決定戦。10日、第2戦が、セルクルのホーム、ヤン・ブレイデルで開催されました。

敵地では0-1で破れ、先制点が欲しいセルクルは、30分にフランス人FWイルヴィン・カルドナのスルーパスから、シャヴィエル・メルシエが相手GKとの1対1を制して先制点を奪うと、34分にはガボン代表MFロイド・パランの横パスから、ブラジル人FWクリソンが決めて、セルクルが2-0でスコアを伸ばします。

アウェーゴールが欲しいベールスホットは、83分に右SBのギヨーム・フランソワのクロスから、MFトム・ヴァン・ハイフテのシュートで、ベールスホットが1点をもぎ取り、アウェーゴールの差でベールスホットが優位に立ちます。

猛攻を仕掛けるホームのセルクル。89分にペナルティエリア内で粘ったカルドナが相手DFスウィンケルスに倒されて、セルクルがPKを得ると、カルドナが自らPKを決めて、セルクルが3点目。試合は3-1でセルクル・ブルッヘが勝利し、4シーズンぶりの昇格を果たしました。

2部降格後は、深刻な財政難により、プロライセンス剥奪の可能性もあったセルクル。2015年にフランス・リーグアンのASモナコが買収し、モナコのアカデミー出身者や余剰戦力が多く在籍しています。今シーズン途中からは、2011年にゲンクを優勝に導いた、フランキー・ヴェルカウテレン監督を招聘し、ベルギー2部のセカンドステージを優勝。その勢いのまま、ファーストステージ覇者のベールスホットにも勝利しました。