イレブンスポーツ、2025年までの放映権獲得
ベルギーのリーグ機構は18日、イギリスのインターネットスポーツ配信会社「イレブンスポーツ」が、来シーズンから2025年までのベルギー1部リーグ、2部リーグ、女子スーパーリーグ、ベルギーカップ、ベルギースーパーカップの放映権を獲得したことを発表した。
ベルギーリーグは、リーグが入札にて放映権を販売し、成績によって各チームに分配する中央集権型システムを採用している。2月中旬までは、イレブンスポーツ社が1億300万ユーロで獲得に合意していたが、システムに反対するヘントとアントワープが拒否。リーグは両クラブと協議を行い、2月17日にヘント、3月13日にアントワープと合意に至り、来シーズンから5年間、イレブンスポーツのチャンネルで放送されることになった。
プロリーグ機構のピエール・フランソワCEOは「アントワープとの交渉は難航したが合意に至った。これでベルギーのプロサッカー全体がより強力になった。議論の結果は決してアントワープのために特別に優遇したものではない。交渉を通じて私達を支援してくださった、ベルギーサッカー協会のメフディ・バヤト会長、ヘンクのピーター・クルーネン会長には感謝したい。財政的な交渉は難しかったが、アントワープのマナールツ氏、ドノフリオ氏にもプロリーグを代表して感謝を申し上げたい」と述べた。
またメディアディレクターのレアンデル・モンバリュ氏は「プロリーグとイレブンスポーツの契約は、今後数年間ベルギーのサッカーを更に発展させていくための全てを兼ね揃えている。ベルギーのサッカーファンは今後数年間、より充実した体験を味わうだろう」と話した。
日本では現在、昨シーズンから2年間、スカイパーフェクTVが放映権を獲得し、シントトロイデンを中心に、毎節1,2試合放送している。イレブンスポーツは日本にも配信しており、プロ野球のファーム戦を放送しているが、来シーズンのベルギーリーグの放送は未定となっている。
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