JPL第27節の対戦カード / オイペンのプレビューなど

今週の対戦カードです。(背景色ありはスカパー放送カード)

https://twitter.com/taiwoawoniyi18/status/1097509636821925888

対戦カード

22日

20:30(日本時間翌4:30)
ゲント – スタンダール・リエージュ

23日

18:00(日本時間翌2:00)
オイペン – ズルテ・ワレヘム

20:00(日本時間翌4:00)

セルクル・ブルッヘ – オーステンデ

20:00(日本時間翌4:00)
ワースラント・ベヴェレン – コルトライク

20:30(日本時間翌4:30)
ムスクロン – ロケレン

24日

14:30(日本時間22:30)
アンデルレヒト – クルブ・ブルッヘ

18:00(日本時間翌2:00)
ゲンク – アントワープ

20:00(日本時間翌4:00)
シント・トロイデンシャルルロワ

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放送カードは、「オイペン-ズルテ・ワレヘム」「シント・トロイデン-シャルルロワ」。前節に残留を決めた豊川雄太が所属するオイペンは、前節はシント・トロイデンと対戦したズルテ・ワレヘムと対戦。ズルテは2試合連続の放送。シント・トロイデンの相手は、プレーオフを争うライバルで、今冬に森岡亮太が移籍したシャルルロワ。シャルルロワは森岡が移籍してから初のスカパーでの放送になった。

他はプレーオフ1進出が厳しくなってきたゲントが、3位スタンダールと対戦。ヨーロッパリーグを戦う2チームは、日曜にクルブがアンデルレヒトと、ゲンクはアントワープといずれも上位が相手となる好カードになっている。

12位ズルテ・ワレヘム、13位セルクルは勝利で残留が決定。14位オーステンデ、15位ワースラントが勝利した場合、最下位のロケレンは引き分け以下で降格が決定する。

オイペン – ズルテ・ワレヘム

ズルテ・ワレヘムについてはこちらで。



ここではオイペンについて

基本的に4-1-4-1をベースとするチームだが、相手次第で長身FWダヴィド・ポレを起用し、豊川雄太と2トップを組むこともある。右SBがカストロ・モンテスとスペイン人DFシャビ・モリナがポジションを争っているが、あとはほとんどのメンバーが固定になっている。豊川雄太は基本的に1トップで起用。

前節のオーステンデ戦では、左ウイングのシェイク・ケイタが退場のため、今週のズルテ・ワレヘム戦では出場停止。フォーメーションを変えなければ、控えメンバーのニリス・スハウテルデンの出場が濃厚か。

攻撃の軸になるのは、チームキャプテンで元スペイン代表の37歳のMFルイス・ガルシアが大きな鍵を握る。高精度かつ視野の広いパスから、両サイドを幅広く開いたワイドへボールを供給したり、ミドルシュート、フリーキックで直接ゴールを決めることも。豊川雄太へのアシストも多く決めている。

豊川雄太の1トップ

173cmの身長で1トップで活躍する豊川雄太について触れておきたい。ベルギーリーグのほとんどのチームでは、CFは最低でも180cmを越える長身のストライカーを起用されることが多い。オイペンでも対戦相手次第では、CFに188cmのダヴィ・ポレを起用されることもあるが、ほとんどの試合では豊川雄太が1トップを務めている。

豊川の1トップの役割は、相手のディフェンスラインとの駆け引きとハードワークが中心。これまでの試合や過去のコメントなどから参考にすると、1トップで起用されている際には、監督からポジションを下げてボールを受けることを制限されており、中盤の出来次第ではほとんどボールを触れないまま、前線で孤立することも多い。

しかし、ボールが来なくても、常に相手のCBと駆け引きする献身的なプレーは、監督やチームメートの評価が高く、突破力に優れるシェイク・ケイタ、ママドゥ・ファルなどの両ウイングから信頼が大きい。ほとんどが豊川よりも大柄なCBが相手だが、ポジションの駆け引きによって、ボールの落下地点を取ったり、裏に抜け出したりと、相手からすると非常に狡猾なアタッカーだろう。最近ではゴール前での混戦からゴールを決めることも多く、前線でのポジショニングの良さも冴えてきている。

レギュラーシーズンは残り4試合。現在7得点の豊川はレギュラーシーズンでの二桁ゴールを目標に掲げている。クラブ史上最高順位が見えてきているオイペンの原動力として、より目立つ数字を残したい。

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