JPL.26 Anderlecht – Zulte Waregem / アンデルレヒト、先制を許すも逆転勝利

2017-02-15

日曜のビッグマッチは、2位アンデルレヒトと3位ズルテ・ワレヘムの直接対決です。

スターティングメンバー

アンデルレヒトのスタメンは、CANで離れていたMFアンニ、DFカラ・エムボジ、アッピアーが復帰。先日のゴールデンシューズでは、惜しくも2位だったテオドルチクは1トップでスタメン。リーグ屈指の攻撃陣が出揃います。ズルテは、前節のゲント戦で欠場した、元ベルギー代表GKボシュトが復帰。前節負傷したDFデ・ファウの代わりに、デンマーク代表DFダルスガールドが出場します。

この日のアンデルレヒトのホーム、コンスタント・ヴァンデンストックは、現在ウェストハム所属のセネガル代表MFシェイク・クヤテが来場。2009年からアンデルレヒトでプレーし、2014年に現在のウェストハムへ移籍するまで、150試合以上出場し、アンデルレヒトの守備陣を支えました。こういうかつての仲間が応援に来るのは、ベルギーではよく見られます。

ハイライト

開始早々に失点も、前半のうちに逆転

試合は開始2分に動きます。右サイドに開いたレイェが、メイテのサイドチェンジを受けると、カットインからのミドルシュートでズルテが先制します。レイェについていたオブラドヴィッチの緩い対応が失点を招きました。

しかし、取り返せると言わんばかりに、仕掛け続けるアンデルレヒト。22分に、アンデルレヒトのフリーキックのこぼれ球を拾ったソフィアン・アンニが、振り向きざまのシュートで、アンデルレヒトが同点に追いつきます。昨シーズンはメヘレンで活躍し、エボニーシューズ(有色人種対象の最優秀賞)を受賞したアンニが、アンデルレヒトでも充実のシーズンを送ります。更に42分には高い位置でボールを奪ったアンデルレヒトが、ティールマンスのパスから抜け出した、マッシモ・ブルーノが押し込んで、逆転に成功します。

テオドルチクが点を取らなくも、攻撃陣は充実

前半終了間際に逆転に成功したアンデルレヒト。後半に入ると、開始早々、ロビングボールを足元に収めたテオドルチクが、追い越してきたティールマンスに合わせて、タイミングよくスルーパス。抜け出したティールマンスが相手GKボシュトとの1対1を決めて、アンデルレヒトが追加点。

その後、ズルテにPKを取られ、1点差に詰め寄られるもの、試合終了間際に、アンデルレヒトがティールマンスのクロスから、ルーマニア代表MFアレクサンドル・キプチュがボレーで押し込み、ダメ押しの4点目。アンデルレヒトが難敵ズルテを破り、首位に浮上しました。

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