国際親善試合 スイス-ベルギー
EURO前の国際親善試合、アウェーのスタッド・ドゥ・スイスにて、スイス戦が行われました。
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スターティングイレブン
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ベルギーは、ほぼ主力メンバーがスタメンに連ねるが、本来ならばアンカーに入る、MFアクセル・ヴィツェルが、右サイドバックで出場。このポジションで起用されるのは、スタンダール・リエージュ、ベンフィカ時代に数試合あったものの、代表で起用されるのは初。コンパニ、ロンバールツ、エンゲルス、ムニエなど怪我人が続出し、本職の右SBが不在の中、ヴィツェルが急遽試されることになりました。そして、バルセロナのヴェルマーレンは、久々にトビー・アルデルヴァイレルトととCBコンビを組むことになりました。
試合はベルギーが2-1で勝利
試合は前半からお互いが前掛かりに攻め、オープンな展開になります。先制点はスイス。31分にスイスが右サイドをワンツーで抜けだした、スイスの右SBミヒャエル・ラングがグラウンダーのクロス。これを足先でアルデルヴァイレルトが弾くと、その弾いたボールをスイスMFブレリム・ジェマイリが鋭いシュートで押し込んでスイスが先制します。
先制点を食らったベルギーもすぐに反撃。33分に右サイドを大きく開いたFWドリース・メルテンスが、グラウンダーの鋭いクロスを送ると、絶妙なコースに入ったボールを、敵味方見送ると、ファーサイドに走ってきたFWロメル・ルカクが左足で押し込んで、ベルギーが同点に追いつきます。
その後はベルギーの方が多くの決定機を演出するが、ボルシアMG所属のスイスの守護神ヤン・ゾマーがビッグセーブを連発し、なかなかゴールを奪えません。
83分、途中出場のジョルダン・ルカクが、左サイドを突破し、ペナルティエリア隅に待ちかまえていたデ・ブライネへ折り返すと、デ・ブライネが直接ドライブ回転が掛かったミドルシュートを放つと、これまでビッグセーブを連発したゾマーも止めることができず、ベルギーが逆転ゴールを決めます。これが決勝点となり、ベルギーが2-1で勝利しました。
交代によるポジションチェンジ
今回の注目点はやはりヴィツェルの右サイド起用。怪我人続出により、様々な選手が交代していますが、ここでどのようにポジションチェンジしたのか、見てみたいと思います。
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センターハーフのムサ・デンベレと代わり、途中出場のローラン・シマンは、スタンダール・リエージュ在籍時でも、現所属のモントリオール・インパクトでも、センターバックを主戦場とするが、ベルギー代表では右SBでの起用が多く、この試合でも右SBとして起用されていました。これにより、右SBでスタメン出場のヴィツェルはセンターハーフへポジションチェンジ。シマンはスイス戦ではまずまずの出来で、バックアッパーとして計算ができそうです。
そして、トーマス・ヴェルマーレンと代わり、67分に投入されたジョルダン・ルカクは、所属しているKVオーステンデでもプレーしている左SBで起用されました。ジョルダン・ルカクの投入により、左SBでスタメン出場のヤン・ヴェルトンゲンはCBへポジションチェンジ。67分以降は、所属するトットナムでもコンビを組む、トビー・アルデルヴァイレルトとCBコンビを組んでいました。
コンパニ、ロンバールツ、ムニエなど、怪我人続出の守備陣をどうやりくりしていくのか、今回のベルギーの鍵になりそうですが、本大会までおそらくテストされると思います。個人的にはアシストを決めた、ジョルダン・ルカクのスタメン抜擢もありかな?と思いますが、ヴィルモッツ監督は本大会でどういう決断を下すのか、見ものです。
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