ロケレン、KSVテムセと合併 新クラブ名は「KSCロケレン=テムセ」に決定

ベルギー紙「HLN」によると、破産宣告を受けたロケレンは、アマチュア2部(実質4部)に所属している、KSVテムセと合併が発表され、新クラブ名「KSCロケレン=テムセ」として再始動することになった。アマチュア2部(4部)からの再スタートとなる。

Lokeren fusioneert met KSV Temse
https://www.hln.be/sport/voetbal/belgisch-voetbal/sporting-lokeren/lokeren-fusioneert-met-ksv-temse~a27865b8/

KSVテムセのGMアラン・フェレーケ氏は「過去2日間、クラブとスポルティング・ロケレンの間で行われた交渉の結果、スポルティング・ロケレンの投資家グループと合意した。チームはダクナム(ロケレンのホーム)でプレーし、練習拠点はテムセで活動する。私達(テムセ)にとっての重要点は、育成年代の維持だ。この分野は年々成長し続けているが、合併しても維持ができる。それはとてもありがたいことだ」と語っている。

「KSVテムセとスポルティング・ロケレンが健全で財政的にも責任がある組織を、共に一緒に構築できるように、今できることの全てを尽くす。財政的な問題はすぐには解決はできない」とフェレーケ氏は更に語った。

スポルティング・ロケレンは、破産後と登録番号282を失った後、最下層である州4部リーグ(実質8部)からの再スタートから免れるため、新たなパートナーを探していた。4部のゼルザテ、VWハーメなどと交渉を行っていたが決裂。22日にテムセとの合併が決まった。クラブはスポルティング・ロケレンのトリコロール「黄色・黒・白」のユニフォームでプレーしできることになった。

新会長はスポルティング・ロケレンの元役員のハンス・ファン・デュイセ氏が就任。副会長には過去にロケレンの会長を務めていたウィリー・カーペンティエ氏、テムセのGMアラン・フェレーケ氏、名誉会長にはテムセのラウル・ファン・レム・ドンク氏が就任する。

ファン・デュイセ新会長「私の祖父は50年前、新しい合併クラブ『スポルティング・ロケレン』の会長を務めていた。そして、今日私は会長としてここにいる。新クラブ『KSCロケレン=テムズ』の場所は、今日とほぼ同じ場所にあった。その後、サッカーの世界では、ロケレンは『奇跡の村』と呼ばれた。近年、月曜日の破産を最下点として、ロケレンは下降線をたどっていた。しかし、今日はテムズという最高のパートナーを見つけた。きっと良い合併クラブになるだろう。私達は『KSCロケレン=テムセ』として、ここから蘇る。私達は野心を持っているが、あまり夢中にならないようにする。1年目は移行の年としてみなす。プレーヤーの契約、条件などを見直して強化をしたい。そのための予算も準備している。魅力的なフットボールをダクナムへ持っていきたいが、やらなけれないけないことはたくさんある」

Monacoinを投げる
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?