第26節のカード / シント・トロイデンの対戦相手、ズルテ・ワレヘムのレビューなど

いろいろ取り上げたいことはありますが、今までやってそうでやってなかったこと…今週末に開催されるカードでも更新しておきます。(背景色はスカパー!放送カード)

15日

20:30(日本時間翌4:30)
スタンダール・リエージュ – ロケレン

16日

18:00(日本時間翌2:00)
コルトライク – シャルルロワ

20:00(日本時間翌4:00)
オーステンデ – オイペン

20:00(日本時間翌4:00)
ズルテ・ワレヘム – シント・トロイデン

20:30(日本時間翌4:30)
ワースラント・ベヴェレン – ゲント

17日

14:30(日本時間22:30)
クルブ・ブルッヘ – ゲンク

18:00(日本時間翌2:00)
アントワープ – アンデルレヒト

20:00(日本時間翌4:00)
ムスクロン – セルクル・ブルッヘ

スカパー放映カードは、「ズルテ・ワレヘム-シント・トロイデン」「アントワープ-アンデルレヒト」の2試合。ゲンクに伊東純也が加入して、日本人選手が所属するクラブは5チームになったが、森岡の移籍元のアンデルレヒトのカードが放送されることになりました。個人的には首位攻防戦「クルブ-ゲンク」を見たかったが、実現されませんでした。

軽くレビューを書いておきます。

ここ2試合、接戦にもつれながらも連勝で5位に浮上し、10年ぶりのプレーオフ1進出に向けて突き進むシント・トロイデンは、アウェーのレーゲンボークススタディオンで、現在12位のズルテ・ワレヘムと対戦。せっかく放送されるのでズルテ・ワレヘムについて紹介しておきたいと思います。

前節のアンデルレヒト戦のメンバーです。昨シーズンのリーグ得点王で元チュニジア代表FWハムディ・ハルバウィを擁し、FWイドリッサ・シラ(元QPR/イングランド)、テオ・ボンゴンダ(元セルタ/スペイン)、MFステフ・ペーテルス(元カーン/フランス)欧州5大リーグでのプレー経験者も揃っています。

昨シーズン途中まで森岡亮太と共にワースラント・ベヴェレンでプレーしていた197cmの大型センターハーフのイブラヒマ・セック、ヤングボーイズ時代の久保裕也の元チームメートのDFマルコ・ビュルキなど、フェイエノールトで小野伸二とチームメートだった元ベルギー代表MFトーマス・ブッフェルなど、日本人選手とのプレー経験があります。

2012-2013シーズン、トルガン・アザール、ジュニオール・マランダらの活躍で、リーグ2位になった頃のメンバーも残っており、2014年W杯のベルギー代表の第3GKサミー・ボスット、37歳の大ベテランDFデイヴィ・デ・ファウが所属しています。監督は前身の一つのズルテセVVの監督を務め、元警察職員のフランク・デュリーが、2011年に復帰してから8年目を迎えます。

最近のズルテの試合はあまり見ていないので、ハイライトが中心でチェックと、これまで見てきた感じですが、2トップは高さのハルバウィ、スピードのシラのコンビ、サイドは突破力に優れるボンゴンダとデ・パウ、大ベテランのブッフェルがチャンスメーカーとして振る舞い、右SBのデ・ファウは精度が高いクロスからアシストを良く決めています。

注目は元ベルギーU-21代表MFテオ・ボンゴンダ。ズルテの下部組織出身で、2015年1月にスペインの名門セルタ・デ・ビーゴへ移籍。セルタでは「7」を背負い、主力メンバーとして2年半で公式戦80試合以上に出場。2017年夏にトルコのトラブゾンスポルへ期限付き移籍するものの、出場機会は恵まれず、2018年にズルテへ復帰。今シーズン開幕前に完全移籍し、ズルテで再起を図る23歳の左ウイングです。

そして、センターバックのエヴォード・プレティンクス。今シーズンからトップチームに昇格した2000年生まれの18歳で、年明けの1月19日のアントワープ戦でプロデビューを果たし、これまで4試合に出場しています。将来のベルギー代表を嘱望される190cmのセンターバックで、国外のクラブからも注目されています。

今季は12位と苦戦するが、プレーオフ1には5回進出しており、ベルギーリーグにおいては、シント・トロイデンよりも実績が豊富なクラブなだけに、興味深い選手が揃っています。是非お楽しみください。

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