2020-2021ベルギープロリーグ第7節 クルブ・ブルッヘ – セルクル・ブルッヘ / ブルッヘダービーはクルブの勝利
クルブ・ブルッヘ 2-1 セルクル・ブルッヘ
ゴール
22′ クレパン・ディアッタ 1-0(クルブ・ブルッヘ) 1-0
46′ アントニー・ムサバ(セルクル・ブルッヘ) 1-1
68′ シモン・デリ(クルブ・ブルッヘ) 2-1
今シーズン初のブルッヘダービーは、クルブのホームゲームながら、3度目の白血病が診断され、再び闘病生活に入る、セルクル・ブルッヘGKミゲル・ファンダーメによるキックオフセレモニーが行われた。
試合は開始早々からクルブがセルクルのゴールに襲いかかるが、決定力が足らず得点にならず。逆に10分のセルクルはセットプレーから、この日はスタメンに入った植田直通が頭で合わせるが枠を外した。
22分にクルブがカウンター。左サイドのFWシャルル・デ・ケテラーレのスルーパスに、チェコ代表FWミカエル・クレメンチクが抜け出してから折り返すと、最後はセネガル代表FWクレパン・ディアッタが押し込んだ。一度はオフサイドの判定でゴールが取り消されたが、VARの助言を受けた主審がゴールと判定し、クルブが先制点を決めた。以後、クルブがペースを握り、追加点を狙ったものの、フランス人GKトマ・ディディヨンらの守備により、失点を最小に抑え、前半を0-1で折り返した。
後半は開始早々に、ケヴィン・ホッガスのスルーパスに抜け出した、オランダ人FWアントニー・ムサバが抜け出し、ミニョレが守るゴールマウスを突き破り、セルクルが同点に追いついた。ゴールを決めたムサバは、チームメートのファンダーメのユニフォームを掲げた。
その後もセルクルが同点の勢いのままゴールを狙い、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFディノ・ホティッチがペナルティエリア内で倒されPKの判定。しかし、VARの助言を受けた主審は判定を覆し、ノーファールとなった。
奮闘するセルクルだったが、68分にクルブのコートジボワール代表DFシモン・デリが打点の高いヘッドを打ち抜き、セルクルを突き放すゴールを決めて勝ち越し。
ブルッヘダービーはクルブが2-1で勝利。セルクルはわずかに及ばず連勝とならなかった。植田直通はフル出場。
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