ヴァンデルハーゲ、ゲントの新監督に就任

現在14位と低迷しているKAAゲントは、イヴ・ヴァンデルハーゲ新監督の就任を発表しました。契約期間は2019年まで。


27日にハイン・ヴァンハーゼブルック監督の解任を発表したゲント。前節のクラブ・ブルージュ戦では、ピーター・バレット暫定監督が指揮を執りましたが、オーステンデの前監督のイヴ・ヴァンデルハーゲ氏を招聘しました。

現役時代は、ムスクロンやアンデルレヒトで活躍し、2002年にはW杯にも出場し、日本戦にも出場。中盤の守備の要として、ベルギー代表のW杯ベスト16進出に貢献しました。2008年に引退後は、指導者のキャリアを始め、コルトライクでアシスタントコーチを務め、ハイン・ヴァンハーゼブルック、ジョルジュ・レーケンスらの元で下積み、2014年からトップチームの監督に就任。翌年にオーステンデへ移籍すると、2年連続のプレーオフ進出に貢献。今シーズンは序盤から躓き、EL予備予選敗退、リーグは最下位に沈む苦しい戦いに強いられ、先月19日に解任されました。

今季は解任されてしまったものの、監督としてのキャリアでは、ここ3シーズンは、コルトライク、オーステンデともに、プレーオフ進出しており、安定した実績を収めています。対戦相手の実力は関係なく、攻撃的な戦いを演じ、ベルギーでは珍しい3-4-3を採用し、ポゼッションを高めの前任者に比べると、ヴァンデルハーゲのチームは、オーソドックスな4-2-3-1を採用し、攻めが速いタイプかと思います。

アンデルレヒトの監督に就任したヴァンハーゼブルックとは師弟関係であり、オーステンデ在籍時はゲント戦での敗戦が最後となり、やや因縁深い関係とも言えます。今後のアンデルレヒトとのカードは面白くなりそうです。

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