第1節の試合結果 / 「ザ・グレート・オールド」アントワープ、13年ぶりの昇格は引き分けスタート
ベルギーリーグが開幕しました。今シーズンもよろしくお願いします。
第1節の試合結果その１です。
ロイヤル・アントワープ 0-0 アンデルレヒト
昨シーズンはベルギー2部を制し、13シーズンぶりのベルギーリーグ復帰を果たした、ロイヤル・アントワープは、昨シーズンの王者アンデルレヒトと対戦。1880年に当時のイングランド人の学生が作ったベルギー最古のクラブ。ベルギーサッカー界の全てはアントワープから始まった…といっても過言ではない「ザ・ワン」が、ベルギーサッカー界を引っ張ってきた盟主アンデルレヒトと戦いました。
かつてはスタンダールを率いて、ベルギーリーグも制したラースロー・ボローニが率いるアントワープは、前半から長いボールを使って、アンデルレヒトのゴールに迫ります。セットプレーの混戦から、ゴールを狙うもなかなか届かず、逆にアンデルレヒトのカウンターを食らうシーンが目立ちます。
後半はアンデルレヒトが完全にボールを保持する展開で、アントワープは守勢に回るが、新加入のGKボラト、DFアルスラナギッチらの元スタンダールの面々が身体を張ってブロックし、アンデルレヒトの攻撃を防ぎます。個が勝るアンデルレヒト相手に押し込まれる時間は長くなるものの、ダイレクトプレーを駆使して、前線のウラレのポストプレーやリンボンベの裏抜けなどに賭ける戦いを展開します。
アンデルレヒトの攻撃は単調だったものの、最後まで失点を許さなかったアントワープは、開幕戦は引き分けスタート。まだ寄せ集め感が強く、個人能力頼みの攻撃陣が整備されると、面白そうな存在になりそうです。
シャルルロワ 1-0 コルトライク
オイペン 0-5 ズルテ・ワレヘム
ロケレン 0-4 クラブ・ブルッヘ
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