日本人CEO投資グループが2部のダインゼを買収

ベルギー2部のKMSKダインゼは、クラブの会長を務めるデナイス・ファン・デ・ウェーゲが、シンガポールに拠点を置く「ACAフットボール・パートナーズ(以下ACSFC)」との買収に合意に達したことを発表した。ベルギーサッカー協会から承認された後に、ACAFCが正式にオーナーになる。

ACAFCは、シンガポールに拠点を置く日本人の投資グループで、CEOは小野寛幸氏が務める。以下は「PR TIMES」からの引用です。

小野寛幸氏「構想着手から2年の時を経て、この度の発表に至りました。KMSKダインゼを起点としてヨーロッパサッカーの発展に貢献しながら、アジアなどグローバル・マーケットとつないでいくことでヨーロッパサッカーの活性化の一助を担えることを楽しみにしております。またこの取り組みが日本やアジアの選手に新たな機会を創出できる可能性がある等アジアサッカーへの好影響も期待しています。まずはDeinze会長のDenijs氏と連携し同クラブをしっかり経営していきたいと思います」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000092094.html

デナイス・ファン・デ・ウェーゲ会長「ACAFPと共に歩む決断をしたことをとても嬉しく思います。彼らはサッカービジネスのノウハウを持ち、マルチクラブオーナーシップを含む素晴らしいビジネスプランを作り上げています。KMSKダインゼの経営にクラブの会長として引き続き協力するとともに、このパートナーシップにより、2026年のクラブ創立100周年の時に、ベルギープロリーグのより高いレベルでプレーすることができると信じています。」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000092094.html

ダインゼは2019-2020シーズンに、ベルギー3部を優勝を果たし、昨シーズンから2部でプレーしている。昨シーズンは5位で終了し、現在は4位につけている。東フランデレン地方をホームとしており、富裕層が多く住む地域として知られている。現在は新スタジアム建設の計画も立っており、クラブが創立100周年を迎える2026年までには1部昇格を目指している。

クラブの会長は現在のファン・デ・ウェーゲ氏がそのまま務め、CEOは小野寛幸氏、CFOはSTVVとヴィッセル神戸での経歴がある飯塚晃央氏、最高財務責任者に本田圭佑選手の元分析官を務めた白石尚久氏がそれぞれ就任する予定。

ACAFCがオーナーになるダインゼは、ロンメル、ムスクロン、ヴィルトン、ウェステルロ、ワースラント・ベフェレンに続いて、ベルギー2部では6番目に外国人所有のクラブになる。ベルギー2部ではリールセ、RWDMがベルギー人オーナーが務める。

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