エンツォ・シーフォ、ムスクロンの新監督に就任。エミール・ムペンザがアシスタントコーチに就任
昨シーズンは最下位で終了し、8シーズンぶりに2部に降格したムスクロンは、新監督に元U-21代表監督のエンツォ・シーフォ氏の就任と、アシスタントコーチに元ベルギー代表FWのエミール・ムペンザ氏の就任を発表した。
先日はベルギー代表でも活躍したムボ・ムペンザ氏のディレクター就任を発表したムスクロン。22日には新監督として、エンツォ・シーフォ氏の就任が決定。80〜90年代をベルギーを代表する名選手で、1986年からW杯に4大会連続出場。「マエストロ」「異星人」「20世紀最後のゲームメーカー」など呼ばれ、クラブではアンデルレヒト、インテル、オセール、トリノなどの国内外の名門クラブで中心選手を担った。現役引退後は、シャルルロワ、テュビズ、ムスクロン、モンスの監督を歴任し、近年では2015年から2年間、ベルギーU-21代表監督を務めていた。
そして、アシスタントコーチには、2000年代のベルギー代表として活躍してきたエミール・ムペンザ氏の就任を発表。現役時代は100m走10秒台の抜群の俊足を生かしたスピードスターとして名を馳せ、ムスクロンでプロデビューを果たし、その後、スタンダール・リエージュ、シャルケ、ハンブルガーSV、マンチェスター・シティなどで活躍し、2014年に現役引退していた。
8シーズンぶりの2部降格のムスクロン、ベルギーのレジェンド3人とともに、1年での1部返り咲きを目指す。
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