最優秀監督候補3人ノミネート

2021-05-16

今シーズンのプロリーグアワードが、今月の24日に開催されることになり、先立って今シーズンの最優秀監督候補の3人がノミネートされた。

候補は3人。

アレクサンダー・ブレシン(オーステンデ)
ヴァンサン・コンパニ(アンデルレヒト)
フィリップ・クレマン(クルブ・ブルッヘ)

ヘント、ヘンク、スタンダール・リエージュなど、監督交代が相次ぎ、今年に入ってからは、アントワープ、ベールスホットが監督の引き抜きに遭ったため、今シーズンは約半数のクラブが監督交代を強いられたベルギーリーグ。今回はアレクサンダー・ブレシン、ヴァンサン・コンパニ、フィリップ・クレマンがノミネートされた。

まずはアレクサンダー・ブレシン。昨シーズンは15位で終えたオーステンデの新監督として就任し、レギュラーシーズン5位で終了。長年、RBライプツィヒのU-18監督を務め、パシフィック・メディア・グループが買収した1年目のチームで、見事にチームを整え、上位進出の大躍進を果たした。統率されたハイプレスと攻撃的なスタイルを短期間で完成させた手腕が素晴らしく、アルトゥール・テアテ、イェレ・バタイユなどの若手有望株の成長を促した。

ヴァンサン・コンパニは、今シーズン開幕直後に現役引退し、正式に監督に就任。序盤戦こそチームの整備に苦戦を強いられたが、入れ替わりが多く、経験の浅い若手選手が多い中で、安定した成績を収め、レギュラーシーズンを3位で終了。アンデルレヒト復活に向けて、まずまずの結果を残している。

そして、現在2年連続で受賞しているクルブのフィリップ・クレマンが今シーズンもノミネート。序盤戦はホームでの敗戦が目立ち、立ち上がりこそは出遅れたものの、1月以降はほかを寄せ付けない実力を発揮し、終わってみれば勝ち点15差を開いたまま、レギュラーシーズン1位で終了。チャンピオンズリーグでも健闘しており、ベルギーリーグ最高の指揮官として安定した成績を残している。

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