スラン、25年ぶりの1部復帰。ワースラント・ベフェレンは2部降格

2021-05-10

入れ替え戦第2戦

ワースラント・ベフェレン 2-5 スラン
ゴール
15′ ミハエル・フライ(ワースラント・ベフェレン) 1-0
22′ ゲオルゲ・ミカウターゼ(スラン) 1-1
49′ ブライム・サバウニ(スラン) 1-2
51′ ダネル・シナニ(ワースラント・ベフェレン) 2-2
62′ ファガヌ・ファイエ(スラン) 2-3
70′ ゲオルゲ・ミカウターゼ(スラン) 2-4
95′ アントワーヌ・ベルニエ(スラン) 2-5

2試合合計6-3でスランが1部昇格。ワースラント・ベフェレンが2部降格。

https://twitter.com/RfcSeraing167/status/1391131654014521352?s=20

第1戦目はホームで先制を許しながらも、試合終了直前に得たPKを、今シーズンのD1B得点王のジョージア代表FWゲオルゲ・ミカウターゼがきっちり決めて、1-1で折り返したスラン。

2戦目も前半早々にワースラント・ベフェレンに先制点を許したが、すぐさまミカウターゼがゴール。更に後半にはサバウニが追加点を奪い、スランが優勢にゲームを進めた。途中でワースラント・ベフェレンに追いつかれるものの、ファイエ、ミカウターゼ、ベルニエがゴールを積み重ね、終わってみれば5-2でスランの勝利。

スタンダール・リエージュに吸収合併により、1996年にクラブ消滅から25年ぶりにスランをホームとするチームが1部に復帰した。

現在のスランは、元々ベルギー南西部にあるブス―をホームとする、FCブス―・ヌールをホームとするチームだが、2014年にフランスの名門メスの投資を受けて、ホームタウンをリエージュ近郊のスランへ移転。2部〜3部を中心に、メスのサブメンバーを受け入れる、事実上のサテライトチームとして機能していた。

昨シーズンは新型コロナウイルスの流行によるリーグ中断によるリーグ編成変更の恩恵を受けながらも、繰り上げで2部復帰を果たしたスラン。シーズン開幕当初から、エースストライカーのミカウターゼを始めとする攻撃陣が好調で、ユニオン・サン・ジロワズに続く2位をキープし、シーズン終了2試合を残し、2位を確定させ、入れ替え戦への出場を決めていた。

25年ぶりにスランをホームとするチームが1部に昇格を果たした。近郊に19世紀〜20世紀まで炭鉱業で栄えたため、チームは「ル・メタロ」の愛称で親しまれている。来シーズンはスタンダール・リエージュとの「リエージュダービー」が25年ぶりに復活する。

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