ライセンス失効のオーステンデとムスクロン、5月5日に再審査へ
プロリーグのライセンス委員会により、プロライセンスが発行されなかったオーステンデとムスクロンに対して、ベルギーのスポーツ仲裁裁判所が、5月5日に再審査を行うことになった。
4月中旬にプロリーグのライセンス委員会により、来シーズンのプロライセンスの失効が発表され、来シーズンはアマチュア2部（実質4部）への降格の危機に立たされているオーステンデとムスクロン。両チームの来シーズンのプロライセンス取得に関して、スポーツ仲裁裁判所が調査に入ることになっており、オーステンデは5月5日、ムスクロンには5月6日には入る予定になっている。
オーステンデは不十分な書類を提出したために、クラブの継続性を示すことができず、プロライセンス失格となっていた。社会保障の支払い、源泉徴収税の申告、資金の出どころなどが不確実性を問われている。しかし、オーステンデは「私達は構造上の問題を抱えていない」と主張しており、ライセンス取得に自信をのぞかせている。
ムスクロンは、レギュラーシーズン最下位で終了し、来シーズンはD1B（2部）で再起を図ることになる。経営的な問題を指摘されており、多額の負債、チームの継続性を疑問視されている。しかし、ムスクロンの大株主であるジェラール・ロペス氏は、今後もクラブへの継続的な支援を表明している。
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