2020-2021ベルギープロリーグ第7節 ヘンク – オーステンデ / 退場者を出したヘンク、新監督初陣を飾れず

ヘンク 2-2 オーステンデ

ゴール
3′ キャメロン・マクギーハン(オーステンデ) 0-1
8′ ポール・オヌアチュ(ヘンク) 1-1
53′ ポール・オヌアチュ(ヘンク) 2-1
83′ マフタール・ゲイエ(オーステンデ) 2-2

先日、元ヘントのイェス・トールップ氏を新監督に迎えたヘンク。対するは開幕は出遅れたがここ2試合連勝し、新体制が軌道に乗ってきた感があるオーステンデと対戦した。

試合は立ち上がり早々にオーステンデが仕掛け、右サイドのデンマーク人MFアンドリュー・ヒュルサガーがシュート。このシュートはヘンクの18歳のGKマールトン・ファンデフォールトが弾くが、こぼれ球を北アイルランド人MFキャメロン・マクギーハンが押し込み、オーステンデが先制した。

先制点を食らったヘンクは、オーステンデのゴールに襲いかかり、8分に伊東純也とのコンビネーションで右サイドを突破したデンマーク人DFヨアキム・メーレのクロスから、エースのFWポール・オヌアチュが押し込んで、ヘンクが同点に追いついた。

その後もヘンクが逆転を狙うべく攻め込むが、オーステンデが持ち前の寄せの速さで対応し、ヘンクの攻撃を弾き返し、カウンターでチャンスを伺い、両者テンションの高いゲームを展開。両チームともチャンスはあったが、前半を1-1の同点で折り返した。

後半に入り、51分にコーナーキックのチャンスを得たヘンクは、こぼれ球がマクギーハンの手に当たり、これがハンドとされてPKに。このPKをオヌアチュが決めて、ヘンクが逆転した。

しかし、56分にヘンクのMFバスティアン・トマがオーステンデのMFマクシム・ダルピノに対してのラフプレーで一発退場。ヘンクは残り30分以上を1人少ない状況で戦うことになった。

オーステンデは数的優位を利用し、ヘンクの守備陣に対し猛攻を仕掛けるが、18歳のGKファンデフォールトがビッグセーブを連発。集中力の高い守備でヘンクがピンチを凌ぐが、84分に右サイドからのクロスを、196cmのFWマフタール・ゲイエのヘディングシュートで同点に追いついた。試合は2-2で引き分け。

ヘンクはイェス・トールップ監督の初陣を飾れず、オーステンデは第3節から5試合無敗を継続。ヘンクの伊東純也はフル出場。

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