プロリーグD1A第6節の対戦カード

第6節の対戦カードです。

第6節対戦カード

9/18
20:45(日本時間27:45)
シャルルロワ – ベールスホット

9/19
16:15(日本時間23:15)
オーステンデ – OHルーヴェン

18:30(日本時間25:30)
ムスクロン – ヘント

20:45(日本時間27:45)
ワースラント・ベフェレン – アンデルレヒト

9/20
13:30(日本時間20:30)
ズルテ・ワレヘム – クルブ・ブルッヘ

16:00(日本時間23:00)
スタンダール・リエージュ – コルトレイク

18:15(日本時間25:15)
ヘンク – メヘレン

20:45(日本時間27:45)
コルトレイク – ムスクロン

9/14
20:45(日本時間27:45)
セルクル・ブルッヘ – シント・トロイデン

DAZN放送分のプレビューです。

シャルルロワ – ベールスホット

首位シャルルロワと2位ベールスホットの今週最も注目のカード。これまで9得点1失点と攻守ともに充実している、5戦全勝のシャルルロワに対し、前節はヘンク相手に5得点と大勝したベールスホットが挑む。

守備陣は左SBのヌリオ・フォルトゥナをヘントへ放出したが、他のメンバーは変わっておらず、中盤に元代表のギヨーム・ジレが加わったことによって、より固い守備陣を形成。攻撃陣はトップ下に再びポジションを戻した森岡亮太を中心に、イラン代表FWカーヴェ・レザイーとジャマイカ代表FWシャマー・ニコルソンの好調の2人がゴールを狙う。アルジェリア系フランス人のカリム・ベロシーヌ監督率いるチームは、カウンターの切れ味は昨シーズンより増した印象さえある。好調ベールスホット相手に勝利を挙げれば、今季はタイトルも視野に入るだろう。

対するベールスホットは、トップ下に入るオーストリア人MFラファエル・ホルツハウザーを中心に爆発的な攻撃力を発揮している。ホルツハウザー、タリク・ティスダリ、マリウス・ヌビシの3トップにいかにボールを供給していくかが大きなポイントになるだろう。バランスを取りながらパスを供給していくMFライアン・サヌシ、両サイドのカザフスタン代表MFヤン・ヴォロゴフスキー、MFヨレン・ドムからのクロスも大きな鍵を握るだろう。2試合連続途中出場の日本代表FW鈴木武蔵は、ポジションを争うティスダリが得点できてない現在、少ない時間でもゴールを挙げたいところだ。

ワースラント・ベフェレン – アンデルレヒト

https://twitter.com/rscanderlecht/status/1306636363039727626?s=20

ワースラント・ベフェレン-アンデルレヒトが放送カードに入ったが、ワースラントの小林祐希は、今夏の移籍が濃厚とされており、ベンチ外が予想されている。

ワースラントは開幕戦こそコルトレイクに勝利したが、その後は4連敗と続いている。昨シーズンはロンメルでプレーし、今シーズンはワースラントへ復帰している、21歳のMFダーン・ヘイマンスが今シーズンは4得点と気を吐いている。アメリカ人MFジョセフ・エフォードとともに得点を重ねたいところだ。

アンデルレヒトは、前線はルカス・ヌメチャとアミル・ムリージョのゴールで、粘るセルクル・ブルッヘを2-0で下し、ヴァンサン・コンパニ監督の初勝利を飾った。開幕5試合ではアンデルレヒトは無敗をキープしているが、まだ不安定な戦いっぷりは変わらず、攻守ともに課題は多い。足首負傷から戻ってきたベルギー代表MFヤーリ・フェルスハーレンは徐々に出場機会を伸ばしているが、現在は新鋭ジェレミー・ドク、サンビ・ロコンダらの活躍が期待されるところだ。

ズルテ・ワレヘム – クルブ・ブルッヘ

両チームとも日本人選手が在籍していないにも関わらず、なぜかDAZNの放送カードに入ってしまったこのカード。

ズルテ・ワレヘムは、今シーズンからクルブ・ブルッヘの象徴、ティミー・シモンスと、昨シーズンまでズルテ・ワレヘムのキャプテンを務めたダヴィ・デ・ファウがアシスタントコーチに入っている。39歳のオリヴィエ・デスハフトを始めに、イェレ・フォッセン、ローレンス・デ・ボックなど、ベルギー代表経験者が4人在籍している。今シーズンこそプレーオフを視野に入れたいところだが、エースを担っていたカナダ代表FWカイル・ラリンを放出した穴を埋められていると言い難い。

前節ワースラントに4得点を挙げ、今シーズン初の連勝を飾ったクルブ。前線の得点数は伸びているとは言い難いが、今シーズンも現役ベルギー代表MFハンス・ファナーケンの得点とアシストの両面での貢献が大きく求められるところだろう。クレパン・ディアッタ、ユスフ・バッジ、エマニュエル・デニス、デヴィッド・オケレケ、シーベ・スフライフェルス、シャルル・デ・ケテラーレら、前線のポジション争いから抜け出す選手は誰になるのか注目だ。

セルクル・ブルッヘ – シント・トロイデン

https://twitter.com/cercleofficial/status/1306558789361991683?s=20

セルクル・ブルッヘの植田直通、シント・トロイデンの鈴木優磨と、今シーズンはレギュラーとして活躍している。鹿島アントラーズで共にプレーした同士の対戦が第6節で実現する。

セルクルは前節はアンデルレヒト相手に粘りを見せたが、PKとフリーキックでの失点で0-2で破れている。例年、失点の多さが目につくセルクルだが、今シーズンは5試合で7失点とまずまずの数字を残している。逆に攻撃陣はここまで5得点とやや低調だ。この試合でも出場が濃厚の植田直通は、元同僚の鈴木優磨とのマッチアップが十分に考えられるだろう。キャプテンのジェレミー・タラヴェル、GKトマ・ディディヨンと共に、この試合を無失点で抑えたいところだ。

前節は一人少ないアントワープ相手に、セットプレーでのミスが響き、2-3と惜しくも破れたシント・トロイデン。ようやくフィットしてきた韓国代表のホープ、イ・スンウの活躍を水の泡にしてしまったような試合になってしまった。チームの大黒柱として定着している鈴木優磨と、ポジションを確保した感がある松原后はスタメンで出場が見込まれる。もったいない取りこぼしが目立つシント・トロイデンだが、この試合ではオーストラリア人のケヴィン・マスカット監督の采配は大きな鍵を握るだろう。

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