ベールスホット、2部優勝決定戦を制する

新型コロナウイルスの影響により延期になっていた、ベルギー2部の優勝決定戦の「OHルーヴェン-ベールスホット」戦は、1-4でアウェーのベールスホットが勝利し、2試合合計5-1でベールスホットの優勝が決定した。

先日のプロリーグ理事会によって、リーグ編成変更により1部リーグへの昇格が決定している両チーム。しかし、2年連続で2部優勝を逃しているベールスホットは、前半早々のOHLの猛攻を凌ぐと、43分にコーナーキックから相手のオウンゴールで先制。後半には53分にゴール前からの混戦でFWタリク・ティスーダリが追加点。更にカウンターから63分にFWマリウス・ヌビシがダメ押しの3点目。79分にはOHLのFWジェレミー・ペルベが1点返すものの、アディショナルタイムにはFWフェス・プラッカのゴールで4点目。ベールスホットが4-1で勝利し、2019-2020シーズンのベルギー2部の優勝を果たした。

2013年に前身のベールスホットACが破産し、新チーム「ベールスホット・ウィルライク」として5部から再スタートを切った。5部ながら7000人以上の観客を集めることがあったアントワープ南部の古豪は、順調にカテゴリーを上げ、2017年には2部に昇格。2度の優勝決定戦に進出するも、2017-2018シーズンはセルクル、2018-2019シーズンはメヘレンに阻まれ、優勝には届かなかった。

アントワープ南部にあるオリンピシュ・スタディオンに、8年ぶりに1部リーグのクラブが復帰。前日にベルギーカップ優勝を果たしたロイヤル・アントワープとは100年来の歴史を誇るライバル関係で、常に激しい戦いが繰り広げられてきた。新型コロナウイルスの影響により、集客は不透明だが、ベルギー屈指のダービーマッチが1部リーグに久々に戻ってきた。

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