リールのジェラール・ロペス会長、ムスクロン買収を正式発表

ムスクロンは、18日に行われたフランス・リーグアンのリールとの親善試合の前に記者会見を行い、リールのジェラール・ロペス会長が、ムスクロンのクラブ買収を発表した。

https://twitter.com/ExcelMouscron/status/1284507007245058048?s=20

新オーナーになるルクセンブルク人のジェラール・ロペス氏は「ムスクロンを買収しているのはリール(LOSC)ではないが、私の会社の一つ。クラブを引き継いだのは私だ」とリールの買収を否定。

更には「LOSCは若い選手に多くの投資を行っているが、フランスにはプロのサテライトリーグが存在しない。ムスクロンはLOSCの才能のある選手を戦力に加えることが可能になる。それはサテライトチームを意味することではなく、ムスクロンはLOSCのパートナーシップを結ぶことを意味する。同時にムスクロンがベルギーの若手有望株にとって魅力的なクラブになれるように期待する」と話している。

また新監督として、リールのコーチを務めていたフェルナンド・ダ・クルス氏の就任を発表。ムスクロンでは2012年7月から2014年12月までアシスタントコーチを務め、2014年12月から2015年夏まで監督を務めており、5年ぶりの復帰となる。ダ・クルス氏は「目的は若手を育成することだけではなく、リーグを戦うための戦力を整えることである」と強調している。

更にダ・クルス新監督は「現在のベルギーリーグは5年前は4,5のクラブが非常に強いチームだったが、現在はアントワープやシャルルロワなどが台頭している。我々は若手を育成する戦略を持っているが、経験豊富な選手と一緒にプレーすることで若手を支える必要がある。長期的に1部に定着できるように、可能な限り野心的なプロジェクトを成功することが我々の目標だ」と話した。

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