アンデルレヒトの新会長にファンデンホート氏が就任。コンパニも投資に参加

2020-06-02

5月28日、アンデルレヒトは、マルク・クッケ会長に代わり、元スポーツライターでTV番組ディレクターを務め、テレビメディアの「Woestijnvis」と「VIER」の株式を持つ、持株会社「De Vijver(デ・ファイフェル)」のCEOを務める、ヴォウテル・ファンデンホート氏が就任することが明らかになった。クッケ氏はオーナーとしてアンデルレヒトに残る。

90年代ではスポーツジャーナリストで数々のスポーツの取材活動やサッカー中継の解説者を務め、1997年にテレビメディア「Woestijnvis(ヴォースタインフィス)」を設立。自身もテレビパーソナリティとして活躍し、テレビゲームプログラムの「De Mol(デ・モル)」は海外でも評価が高く、50カ国で放送された。

熱心なサイクリング愛好家であり、アンデルレヒトのサポーターでもあるファンデンホート氏。2009年にはアンデルレヒトの株式も取得し、一時は新オーナー候補として名前も挙がった。2020年1月からアンデルレヒトの外部アドバイザーとして参加していたが、5月に会長職に務めることになった。

CEO Anderlecht: “Kompany kiest voor de moeilijke weg”
https://sporza.be/nl/2020/05/29/ceo-anderlecht-kompany-kiest-voor-de-moeilijke-weg~1590766254543/

現在4000万以上の負債を抱えるアンデルレヒトだが、ファンデンホート氏は、アンデルレヒトのプレーイングマネージャーのヴァンサン・コンパニとともにクラブの株式を取得することになった。

コンパニはマンチェスター・シティからアシスタントコーチのオファーがあったが、アンデルレヒト残留を決意。来シーズンは選手、監督、株主の三足でクラブの立て直しを図る。

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