ムスクロン、再びリール傘下に

ムスクロンのオーナーのパイロイ・ピエンポンサントは、2年間保有していたムスクロンの株式の90%を、フランス・リーグアンのリールへの売却交渉が合意に達した。近日中に発表される見込み。

Le LOSC veut monter un club de A à Z à l’Excel Mouscron
https://plus.lesoir.be/304015/article/2020-05-30/le-losc-veut-monter-un-club-de-z-lexcel-mouscron

4月上旬には新型コロナウイルスの影響による経営難によりプロライセンス不合格になったムスクロン。資金調達のために奔走していたムスクロンだが、5月7日にプロライセンスの取得を発表していた。破産の可能性もあり、一時は14km離れたコルトレイクとの合併の可能性も報じられたこともあり、プロライセンス取得は驚きと疑いの目で見られていた。

しかし、5月26日の「Le Soir」の報道によると、ライセンス取得のためにフランス北部の大都市リールを本拠地とし、国境を超えて約20kmの近隣の名門リールOSCからの資金援助を受けていることが判明。ムスクロンは2部時代の2012年にリールの傘下に入り、多くの若手選手の受け入れ先になりながらも戦力を蓄え、2013−2014シーズンに1部昇格。しかし、2015年にリールはクラブの株式をイスラエル人実業家のピニ・ザハヴィに売却していた(2018年にザハヴィは現オーナーのピエンポンサントへ売却)。

クラブを売却したがっていたムスクロンのタイ人オーナーのパイロイ・ピエンポンサントは、リールのルクセンブルク人オーナーのジェラール・ロペスへの売却が合意に達していた。

リールのジェラール・ロペス会長は、ムスクロンに新たなプレー原則を持ち込み、23歳以下の若い才能を育成するプロジェクトを立ち上げる見込みだ。

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