新体制のオーステンデ、アメリカ人オーナーと共に再建へ

4月末にアメリカのパシフィック・メディア・グループ(PMG)に買収されたKVオーステンデ。新会長に就任したアメリカ人実業家のポール・コンウェイ氏のインタビューがHLNに掲載されている。

「オーステンデについてどう思う?ここはベルギーの海岸だ」と公式HPで応えたコンウェイ氏。クラブのオフィシャルHPのインタビューで「健全経営で成長したい」と語っている。

ポール・コンウェイ「私はアメリカ人でエンターテイメント業界に携わってきている。映画ではブラッド・ピットと一緒に「アド・アドミラ」の制作に携わってきた。2016年に他の投資家と一緒にPMGを介して、フットボールの世界に進出した。フランスのOGニース(現在はイギリスの化学企業イネオスのCEOのサー・ジム・ラットクリフへ売却)、イングランド・チャンピオンシップのバーンズリー、スイスのFCトゥーンに投資してきた。オーステンデは数百万ユーロの負債を抱え、破産まで数日の状態だった。私達は当時の経営方針を踏襲するつもりはない。私達はスポーツと経営の両面で健全な方法で成長していきたい」と語っている。

またコンウェイは若手選手育成にクローズアップしていると発言している。

ポール・コンウェイ「アカデミーでは、現在オーステンデと契約を結んでいるのは4人だけ。ニースは50人、バーンズリーは45人いる。ここ数年のプロジェクトで修正することができるだろう」

来シーズンの選手については「現在契約を結んでいる選手は9人だけ。25人のメンバーが必要だ。来月には新しいスカッドを完成したいと思う」と締めた。

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