ヴィルトンもプロライセンス失効、ベルギーFAに対し法的措置へ

ベルギーサッカー協会のプロライセンス委員会は、D1B(2部)に所属するエクセルシオール・ヴィルトンに対して、来シーズンのプロライセンスを発行しないことを発表した。これによって、アマチュア1部(3部)で6位で終了し、すでに来シーズンのプロライセンスを取得しているRWDMブリュッセルの昇格が暫定的に決定した。

今シーズンは昇格組ながら、シーズン序盤から好調をキープし、1部昇格争いにも大きく絡んだ、ベルギー最南端のクラブ、エクセルシオール・ヴィルトン。立地上、ルクセンブルクの文化圏で、ルクセンブルクの不動産投資家のフラヴィオ・ベッカ氏がオーナーを務め、1部昇格への野心を見せていたが、新型コロナウイルスの影響による経営難により、4月上旬にプロライセンスが失効となった。

ヴィルトンと運営会社のグループ・ベッカはベルギーサッカー協会を相手に、スポーツ仲裁裁判所に異議を申し上げたが、結局覆ることはなかった。この決定に対し、グループ・ベッカは、ベルギーサッカー協会に対して、裁定のやり直しと、クラブがこれまで投資した金額とプロライセンス失効による損害金をあわせた金額、1000万〜1500万ユーロの損害賠償を要求している。

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