シャルルロワ、ベルギー杯打ち切りで来季のEL本戦出場決定

2020-05-012020-05-03

ベルギーサッカー協会は、UEFAからの通達を受け取り、新型コロナウイルスの影響により延期になっている、今シーズンのベルギーカップ決勝（クルブ・ブルッヘ-アントワープ）が打ち切りになった場合、リーグ3位のシャルルロワが来季のUEFAヨーロッパカップ本戦に出場することが明らかになった。

今シーズンのシャルルロワは、開幕から好調で上位に進出。リーグが中断される第29節まで上位に定着し、現在は3位の大健闘を見せている。新任のカリム・べロシーヌが監督に就任し、クラブレジェンドで元ムスクロンのフランク・ドゥファイがアシスタントを務める新体制になったシャルルロワは、堅い守備と鋭いカウンターを武器に上位と互角に渡っている。

2019年1月からプレーする森岡亮太は10月から靭帯損傷でシーズン絶望になったMFクリストフ・ディアンディに変わり、センターハーフにコンバートされ、鋭いインターセプトと粘り強い守備でも力を発揮している。

2012年にオーナーが代わり、新体制になってから、500万の債務超過を解消し、放漫経営で何度も破産しかけたクラブが、現在では国内屈指の健全経営に努めている。スタジアム移転計画も持ち上がり、将来的のCL出場も視野に入れているシャルルロワ。来シーズンはELでの健闘が期待されるだろう。