第29節の試合結果② / PO1の残り1枠は最終節に持ち越し

2020-03-10

ベルギー1部リーグ、ジュピラープロリーグの第29節の試合結果その2。

スタンダール・リエージュ 0-0 シント・トロイデン

ハイライト

https://www.proximus-sports.be/nl/voetbal/jupiler-pro-league/video/28208/samenvatting-standard-stvv

すでにPO1進出を決めているスタンダールと、PO2が決定しているシント・トロイデンとの対戦。40分にカウンターを仕掛けようとしたシント・トロイデンMFデ・ブラインに足裏で蹴り倒したスタンダールDFファンフースデンが退場処分となり、シント・トロイデンが数的有利に。スタンダール相手にシーズンダブルを狙い攻勢に出たシント・トロイデンだが決めきれず、スタンダールも途中出場のFWウラレのミドルシュートなどでゴールを狙うが、結局スコアレスドロー。鈴木優磨はフル出場、松原后はベンチ入り、伊藤達哉とシュミット・ダニエルはベンチ外。

アンデルレヒト 7-0 ズルテ・ワレヘム

ハイライト

https://www.proximus-sports.be/nl/voetbal/jupiler-pro-league/video/28205/samenvatting-rsc-anderlecht-sv-zulte-waregem

PO1に向けて引き分けも許されないアンデルレヒトは、前節でPO2が確定した9位ズルテ・ワレヘムと対戦。開始6分に左サイドのMFアムズのクロスを、ズルテDFプレティンクスのオウンゴールを誘い、アンデルレヒトが先制。15分には中盤のサンビ・ロコンダのスルーパスに抜け出したMFフラップが押し込んで2点目。後半には49分に17歳のジェレミー・ドク、64分にフラップのPKで4点目、75分にはドクの5点目、83分にはジュリのスルーパスからフラップが6点目、86分にはドクのクロスから途中出場のシャドリが決めて7点目。アンデルレヒトが大量7得点で3連勝。最終節のSTVV戦での逆転PO1進出の望みを残した。

メヘレン 1-1 オイペン

ハイライト

https://www.proximus-sports.be/nl/voetbal/jupiler-pro-league/video/28206/samenvatting-kv-mechelen-eupen

3連勝でPO1圏内の6位に浮上したメヘレンは、2シーズン前に残留争いを演じたオイペンとの因縁の対戦。前半からオイペンのゴールに襲いかかる好調メヘレンが40分に右サイドのMFカボレのクロスから、元ベルギー代表FWデ・カマルゴがヒールで押し込みメヘレンが先制。しかし、54分にオイペンのロングボールをベテランDFスウィンケルスが空振ったところ、オイペンのFWプレヴリャクに渡り、GKとの1対1を制して、オイペンが同点に。同点に追いつかれたメヘレンが、終始オイペンのゴールに襲いかかるが、オイペンGKデ・ウォルフを中心とした守備陣が瀬戸際で守りきり、1-1で引き分け。痛恨のミスで勝ち点3を逃したメヘレンのクラブ史上初のPO1進出はお預けとなった。

オーステンデ 2-4 ヘンク

ハイライト

https://www.proximus-sports.be/nl/voetbal/jupiler-pro-league/video/28210/samenvatting-kv-oostende-krc-genk

前節クルブに破れ順位を7位に落としたヘンクと、4試合勝利なしで15位に落とし、2度目の監督交代に踏み切ったオーステンデとの対戦。試合は相手ミスをついたオーステンデが、ショートカウンターからエースのサカラが決めて、オーステンデが先制。しかし、前半終了間際にルイス・フェルストラーテが退場すると、状況が一変。48分にヘンクがオヌアチュのPKで同点、59分にはボルヘスのクロスからボンゴンダが頭で押し込んで逆転、67分にはショートカウンターから伊東純也が2試合連続のゴールで3点目、70分にはノルウェー人FWダーリが今季初ゴールでダメ押しの4点目。しかし、76分にミスからオーステンデのマルケに決められ、2-4で終了。勝ち点でメヘレンに並ぶが、得点数の差で7位のまま。最終節の直接対決にすべてを懸ける。ヘンクの伊東純也はフル出場で今季5得点目のゴールを決めた。

PO1進出の条件

レギュラーシーズン最終節1試合を残して、PO1の進出の可能性を残すのは、勝ち点44で並ぶ6位メヘレンと7位ヘンク、勝ち点43の8位アンデルレヒトの3チームとなる。3チームのPO1進出条件はこちら。

メヘレン

ヘンクとの直接対決で勝利、引き分けの場合、アンデルレヒト引き分け以下

ヘンク

メヘレンとの直接対決で勝利。

アンデルレヒト

STVVに勝利し、ヘンク-メヘレンが引き分け。

一見メヘレンが有利そうに見えるが、3試合16得点と絶好調のアンデルレヒトはPO2が決定しているシント・トロイデンとの対戦のため、引き分けも許されない状況と言えるだろう。すべては「ヘンク-メヘレン」の直接対決にかかってくるだろう。

残留の条件

そして、勝ち点22の15位オーステンデと、勝ち点20の16位ワースラント・ベフェレンによる残留争い。第29節でセルクルが残留を決めたため、この2チームに絞られた。条件は以下になる。

オーステンデ

勝利または引き分け

ワースラント・ベフェレン

最終節ヘントに勝利し、オーステンデ敗戦の場合

最下位のワースラント・ベフェレンは、2位ヘント相手に勝利が絶対条件。オーステンデが引き分けの場合、勝ち点23で並ぶが、勝利数の差で逆転ができないため、オーステンデ敗戦が絶対条件となる。

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