footballistaに「複雑なベルギーリーグプレーオフ」を寄稿しました(PO3補足あり)
サッカーメディア「footballista」のウェブ版に、記事「森岡亮太、三好康児、伊東純也らも出場。複雑なベルギーリーグプレーオフ」を寄稿しました。
普段ベルギーリーグに触れていないと、理解不能とも言える、シーズン終盤のプレーオフですが、今シーズンはPO2、PO3のレギュレーションが変更となっています。
日本ではあまり注目度が高くないリーグなので、サッカーメディアでも詳しく掲載しているものはほとんど見ないだけに、この機会に触れていただければ…と思っています。
日本人所属チームでは、現状では以下のプレーオフに参加となります。
PO1 シャルルロワ(森岡亮太)、アントワープ(三好康児)
PO1 or PO2 ヘンク(伊東純也)
PO2 シント・トロイデン(鈴木優磨、シュミット・ダニエル、伊藤達也、松原后)、セルクル・ブルッヘ(植田直通)、ワースラント・ベフェレン(小林祐希)
PO3 ロケレン(天野純、小池龍太)
昨シーズンまでは1部最下位のチームはPO2には出場できなかったが、今シーズンから出場が可能になりました。セルクル・ブルッヘ、ワースラント・ベフェレンに最下位の可能性はあるものの、今シーズンはレギュラーシーズン終了後も最低6試合は開催されます。
PO3で2部残留をかけてルーセラーレと対戦するロケレンについて触れます。ホーム&アウェー方式で最大5試合行い、勝利したクラブが残留となるプレーオフ。レギュラーシーズン7位のルーセラーレには、勝ち点3のアドバンテージと、第1,3.5節がホームでの開催となっています。厳しい状況のロケレンですが、残留の条件について触れておきます。
ベルギーリーグのレギュレーションは、勝ち点が並んだ場合、勝利数が多いクラブが上位となります。得失点差は関係なく、勝利数が上回っていれば上位になるため、今回のプレーオフでは勝ち点が並べば、ロケレンは残留できます。
スタート時
7 ルーセラーレ 3
8 ロケレン 0
3勝2敗の場合 ※勝利数が多いロケレンが残留
7 ロケレン 9(3勝2敗)
8 ルーセラーレ 9(2勝3敗)
3勝できればロケレンは残留が確定できますが、2勝の場合はルーセラーレが1勝2分2敗以下、1勝の場合はルーセラーレが1敗4分と、直接対決で勝ち越しさえすれば残留が可能となります。
しかし、開始時点でルーセラーレにアドバンテージがあるため、2勝1分2敗の五分の成績ではルーセラーレが残留となり、ロケレンが3部降格となります。最初の1試合目をロケレンが落としてしまうと、残留は非常に厳しくなってしまいます。
最初の2試合を落としても、3連勝すれば残留ができるので、最低でも3試合は行われますが、3試合で両チームの勝ち点差が9に、4試合で勝ち点差が6に開けば、その時点でシーズンが終了となります。優勝チームには1勝のアドバンテージが与えられるプロ野球のクライマックスシリーズの第2ラウンドに近いですが、5試合で1勝でも勝ち越せば残留ができる上に、ロケレンのホームで2試合戦えるので、クライマックスシリーズより少し緩いかな…と思います。。
ロケレンは得失点差は気にすることなく、とにかくルーセラーレ相手に勝ち越せば残留が決定します。とにかく3勝目指すのみですね。
あと、おまけですが、noteはじめてみました。サッカー以外のことが多くなるかもしれませんが、気が向いたときにでも書いていこうかと思ってます。よかったらこちらもどうぞ。
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