元ベルギー代表監督、ロベール・ヴァセージュ死去
17日、2002年W杯でベルギー代表監督を務めた、ロベール・ヴァセージュ氏が心不全により、お亡くなりになった。享年79歳。
現役時代は50～70年代に地元リエージュのRFCリエージュを始めに、ホワイトスターブリュッセル、現在のゲンクの前身のウィンテルスラグなどでプレーした。
ヴァセージュ氏が最も知られるのは監督時代。スタンダール・リエージュ、シャルルロワに3度の監督就任を含め、RFCリエージュ、ロケレン、ウィンテルスラグ（現ゲンク）、ポルトガルのスポルティングなどで監督業を務め、1999年にベルギー代表監督に就任し、地元開催のEURO2000。2002年W杯の代表監督を務めた。シーフォ、ヴァンデルエルスト、プロドームらが去り、世代交代で行き詰まっていたベルギーを、MFマルク・ヴィルモッツを中心とするチームに、MFティミー・シモンス、DFダニエル・ヴァン・ブイテンら当時の若手選手を重宝。2002年W杯では、日本戦で2-2の引き分けで終えるものの、日本に次ぐ2位通過でベスト16に進出。決勝トーナメントでは、優勝したブラジルと互角の戦いを演じた。
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