フェリス・マッズ、2017年度の最優秀監督に

ベルギー・ゴールデンシューズの続きです。

最優秀監督 フェリス・マッズ(シャルルロワ)


最優秀監督は2位シャルルロワのフェリス・マッズ監督が、2位のイヴァン・レコ(クルブ・ブルッヘ)を100票以上つける335票で初受賞しました。

現在53歳のイタリア移民二世で、地元シャルルロワ出身。シャルルロワの下部組織出身だが、プロ選手としてのキャリアは無く、地元で体育教師をやりながら、アマチュアサッカーの指導者を務めていました。2011年に当時3部のホワイトスター・ウォルウェを率い、ベスト8進出したのをきっかけに、2013年からは指導者としてシャルルロワに復帰。ベルギーの中位から下位が定位置だったシャルルロワは、マッズ監督就任以降は、ワロンのライバル、スタンダール・リエージュを凌駕する成績を収めています。

最優秀ゴールキーパー ロヴレ・カリニッチ(ゲント)


最優秀GKは去年1月にハイデュク・スプリトから、ゲントへ移籍し、ビッグセーブ連発したクロアチア代表GKロヴレ・カリニッチが、シナン・ボラト(アントワープ)、ニコラ・ペヌトゥー(シャルルロワ)らを抑え、初受賞しました。2mを超える大柄な体格を武器に、今シーズントップのクリーンシート10試合を記録。リーグ最少失点のゲントの守備の核として活躍しています。

最優秀若手選手 ヘンリー・オニェクル(オイペン/アンデルレヒト)


23歳以下が対象になる、最優秀若手選手賞は、昨シーズンに昇格組のオイペンで22得点を記録し、今シーズンからはアンデルレヒトでプレーする、ナイジェリア代表FWヘンリー・オニェクルが受賞。主に左ウイングでプレーし、抜群のスピードを活かした突破力で、左サイドから飛び出してくるアタッカーです。昨年末に膝を傷め、現在離脱中だが、再び元気な姿を見たいものです。

最優秀国外所属選手 エデン・アザール(チェルシー)


ベルギー国外のクラブに所属する選手を対象となる同賞には、昨シーズンにチェルシーのリーグ優勝に貢献した、ベルギー代表の10番、エデン・アザールが、ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)、ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)、ドリース・メルテンス(ナポリ)らを抑え、受賞しました。

ゴールデンシューズ女子 ヤニス・ケイマン(モンペリエ)


女子のゴールデンシューズは、モンペリエに所属するヤニス・ケイマンが受賞。1988年生まれの29歳で、レッドフレームス(女子ベルギー代表の愛称)では、62試合に出場している攻撃的MFです。ゴールデンシューズは今年が初受賞となりました。

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