第22節 ゲント-ロケレン

最後はイースト・フランデレンのゲントとロケレンのダービーマッチです。

 

開幕は6試合勝利なしから始まり、監督交代を経て、今は5位まで浮上したゲントと、開幕2試合でルナル・クリステンソン監督を解任し、3シーズンぶりにペーテル・マース監督が復帰したが、なかなか浮上のきっかけを見いだせないロケレン。

ゲントは、今月にスウェーデンのマルメFFから獲得した、デンマーク代表MFアンデル・クリスチャンセンが早速スタメンで出場。ナイジェリア人の快速ウイングのモーゼズ・サイモン、サミュエル・カル、守備的MFアンダーソン・エシティが欠場。前線はシラ、デヤーゲレ、ヤレムチュク、久保裕也の4人なります。

序盤はロケレンがチャンスを作ります。ゲント守備陣の連携ミスを突いて、デ・リデルのパスからスウェーデン人FWロビン・ソデルがゴールを狙うが、シュートは右に外れます。ゲントは次第にチャンスを作り、左サイドのデヤーゲレのクロスから、ウクライナ代表FWヤレムチュクのヘッドなどで徐々にロケレンを押し込んでいきます。

40分に太ももを傷めたクリスチャンセンに代わり、18歳のジョージア人MFギオルギ・シャクヴェタゼが途中出場。左サイドに入り、デヤーゲレはボランチにポジションを移します。

前半終了間際の44分。右サイドのヤムレチュクから、中央に入ってきたシャクヴェタゼが粘りシュート。そのこぼれ球をヤムレチュクがダイレクトで押し込んで、ゲントが先制します。ヴァンデルハーゲ監督が就任以後、別人のような活躍を見せるヤレムチュクが、今季4点目のゴールを決めます。

後半はデヤーゲレに代わり、クロアチア代表MFフランケ・アンドリヤシャヴィッチが途中出場。63分に高い位置からボールを奪ったゲントが、久保のドリブルからこぼれたボールをアンドリヤシャヴィッチがダイレクトで中央に折り返すと、最後は再びヤレムチュクが押し込んで、ゲントが追加点を決めます。

84分には、スロヴァキアのASトレンチンから獲得した、キュラソー代表FWランジェロ・ヤンガが、右サイドを突破しサイドチェンジ。左サイドのシャクヴェタゼが一人躱してシュート。これで3点目となり、ゲントは3-0で勝利しています。

シャクヴェタゼ、アンドリヤシャヴィッチ、ヤンガと途中交代の3人がゴールに絡む活躍を見せたゲント。毎年冬の補強がアクセントとなるゲントだが、これまで期待に応えられなかったシャクヴェタゼとアンドリヤシャヴィッチ、新加入のクリスチャンセンとヤンガらが、早速持ち味を発揮し、上位進出に向けて良い準備ができています。

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