第22節 ゲンク-アンデルレヒト

W-Bから移籍したフィリップ・クレマン監督が率いる7位のゲンクと、ヴァンハーゼブルック監督就任以降、順位を3位まで盛り返した盟主アンデルレヒトの対戦です。

ゲンクはW-Bから引き抜いた、イブラヒマ・セックが早速スタメン。CFには19歳のダンテ・ヴァンザールを起用。U-21代表の10番FWシーベ・スフライフェルスを始めに、ゲンクは有望な若手を多数起用しています。アンデルレヒトはヴァンハーゼブルック監督の代名詞の3-4-2-1を採用。CFにはメヘレンから復帰したコンゴ代表FWシルヴェール・ガンヴラを1トップに起用し、エースのテオドルチクはベンチスタート。中盤は愛弟子のクムス、キャプテンのアンニ、左利きのトレベル、若手のゲルケンスと、技巧派を中盤に並べ、守備的MFのデンドンケルをセンターバックに起用する大胆な布陣で臨みます。

試合展開は圧倒的なポゼッションで、アンデルレヒトが横幅を使った攻撃でゲンクを圧倒します。開始1分に左サイドのアンニからのサイドチェンジで右サイドのアッピアーへ展開し、横に揺さぶり、アッピアーのクロスからゲルケンスが飛び込むが枠を外します。その後も、横の揺さぶりから17分にゲルケンスがヘッドで狙うがバー直撃。なかなかゴールを奪えません。

対するゲンクは、中盤のセックとマリノフスキーでアンデルレヒトの攻撃をせき止めてから、鋭いカウンターで糸口をつかもうとします。22分にアンデルレヒトの守備陣のもたつきからボールを奪ったスペイン人MFアレハンドロ・ポズエロのスルーパスから、FWヴァンザールが決定機を迎えるが、わずかにゴールを外します。

お互いに決定機を外し続けるが、前半終了間際にデンドンケルのロングフィードから裏に抜け出したアッピアーがクロス。これをゲンクDFコリーがクリアミスすると、こぼれ球をキャプテンのソフィアン・アンニが押し込んで、アウェーのアンデルレヒトが先制します。

後半立ち上がりはゲンクが高い位置からボールを奪い、ペースを握るが、54分にウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキーが、アンデルレヒトのアメリカ代表MFケニー・サイエフに足を踏んでしまい退場。攻守の軸を失なったゲンクは為す術もなく、試合は1-0でアンデルレヒトが勝利しています。

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Posted by shevkengo