PO1第6節 Gent – Anderlecht / またもやスコアレスドロー

2017-05-03

ベルギーリーグ・プレーオフ1、ゲント-アンデルレヒトについてです。

プレーオフは折り返し、首位アンデルレヒトと2位ゲントの直接対決。ゲントのスタメンは前節と変わらず。アンデルレヒトはティールマンスがベンチスタート。

前半はゲントが序盤からポゼッションを高め、両サイドを起点にクロスから得点機を伺う。28分にサイドチェンジから左のサイエフの突破を、アンデルレヒトのキプチュが倒し、ゲントにフリーキック。これをミリチェヴィッチが蹴ると、頭でゲルションが合わせるが、ゴールならず。更に32分にコーナーキックからのこぼれ球を拾ったゲントが左サイドを崩し、サイエフがクロスを入れ、今度はミトロヴィッチが合わせるが、枠に入れられず。

対するアンデルレヒトも、40分にカウンターから、アルジェリア代表MFソフィアン・アンニが最後狙うが、こちらも枠を入れられず。前半をスコアレスで折り返す。

後半は52分にゲントがカウンターから右サイドへ展開し、サイモンのクロスから、ファーサイドから滑り込んできた久保裕也がゴールを狙うが、ボールはサイドネットに。その後アンデルレヒトがペースを握り、前半から堅守で安定したディフェンスを披露していたオブラドヴィッチと、突破力のあるアチェンポンを中心に、畳み掛けにかかり、先制点を狙う。52分に右サイドの高い位置からボールを奪ったキプチュからアンニ。54分に左サイドのアチェンポンの崩しから、テオドルチクが狙うものの、ゲントGKカリニッチがビッグセーブで失点を許さず。

流れを引き戻したいゲントは、62分にサイモンを下げて、再三、突破力でチャンスを演出してきているカルを投入。しかし、前後半通じて、ほとんど崩れなかったアンデルレヒトの左サイドは、ゲントもなかなか崩せず。ロングボールもクリバリーに蹴るものの、アンデルレヒトDFカラ・エムボジの密着マークにより、なかなかあ流れを作ることができず。

アンデルレヒトは64分にトレベルを下げてティールマンス、72分にはここ1ヶ月ゴールが無く、不振が続くテオドルチクに変わり、スウェーデン代表のFWテリンを投入。突き放しにかかった、しかし、交代で入った選手があまり効果が出ていないのはアンデルレヒトは変わらずで、膠着状態に。

80分以降は、ゲントが再びボールポゼッションの時間が長くなり、81分に左サイドのサイエフのクロスからクリバリーが頭で狙うものの、シュートはGKブークスへ。83分にはフリーキックでミリチェヴィッチが直接狙うが、再びブークスに阻まれ、ゴールならず。アンデルレヒトも80分以降は。攻撃のチャンスはほとんど作ること無く、試合はスコアレスドローで終了。

 

第2節で対戦したときと同様、非常に固めの試合になった。ゲントの久保、アンデルレヒトのテオドルチクと、両方の得点源には、厳しいマークが入った。ゲントにとってはゴールを決めるチャンスは多々あったものの、周りの選手が自分でシュートを狙わなかったり、若干合わなかったりと、細かなミスが散見した。再三のサイエフの突破と、カリニッチの安定した守備が光った。

次節は7日にアウェーでオーステンデ戦。ここ2シーズン勝利していない苦手な相手だが、アウェーとは言え負けられない一戦になる。

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