オーステンデ、日本代表MF坂元達裕獲得

KVオーステンデは、セレッソ大阪に所属する日本代表MF坂元達裕の獲得を発表した。契約期間は2022年夏までの1年半の期限付き移籍。

https://twitter.com/kvoostende/status/1478705386706382852?s=20

ベルギーメディア「フットボールプレミアム」によると、1月5日にブリュッセル空港に坂元達裕が到着し、午後にあるメディカルチェックを通過後、オーステンデと正式に契約を結ぶと発表している。

坂元達裕は、2019年に東洋大学を卒業後、J2のモンテディオ山形に入団。42試合7得点を決めた坂元は、2020年にセレッソ大阪へ完全移籍し、2020年は36試合2得点、2021年は33試合7得点を決めた。2021年にタジキスタンとのワールドカップ予選に出場し、代表デビューを果たし、橋本拳人(ロストフ)のゴールをアシストした。

オーステンデは、2013年にベルギー1部に昇格してから、今シーズンで9シーズン目を迎える。昇格当初は、製薬会社のオメガファーマの創始者のマルク・クッケによる買収により、中堅クラブとしての地位を築き、2016-2017シーズンにクラブ最高の4位で終了し、ヨーロッパリーグの出場を果たした。マルク・クッケ氏がクラブを手放してからは、一時期財政難に悩まされ、破産の危機に陥ったが、2020年3月にアメリカ資本のパシフィック・メディア・グループが買収した。

2020年から新体制に入ったオーステンデは、RBライプツィヒのU-18監督を務めていたアレクサンダー・ブレッシン監督を招聘。強度を前面に出したハイプレスとショートカウンターを武器に、2019-2020シーズンは15位に低迷したチームを5位に導き、ブレッシン監督はリーグ最優秀監督に選出された。

今シーズンは、ベルギー代表DFアルトゥール・テアテ、ザンビア代表FWファション・サカラ、スコットランド代表DFジャック・ヘンドリーなど、主力の大量放出もあり、シーズン序盤から苦戦している。

坂元達裕を獲得の際に、オーステンデの会長を務めるポール・ガナイエ氏は「彼は速いドリブルと多彩の能力により、ウイングとセントラルの両方でプレーができる。私達のチームに創造性を発揮し、ゴールとアシストに貢献するだろう」と期待を込めている。

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