ベルギーカップ決勝 ヘンク – スタンダール・リエージュ

2021-04-28

3年前と同じカードになった、2020-2021シーズンのベルギーカップ決勝。スタッド・ボードワンで、ヘンク-スタンダール・リエージュの一戦が行われた。

ヘンクは第34節のアントワープ戦で、怪我のために欠場していた伊東純也がスタメンに復帰。ベストメンバーが出揃い、万全の体制で決勝に挑んだ。

スタンダール・リエージュは、キャプテンのジーニョ・ファンフースデンが靭帯損傷のために欠場しているが、第34節で欠場していた中盤の要のニコラ・ラスキンが復帰。2トップは今年に入って存在感を増しているブラジル人FWクラウスと、今シーズンにブレークした19歳のミシェル・アンジェ・バリクヴィシャが組んだ。

試合は両者慎重にゲームに入り、リスクを抑えた戦いを展開。ヘンクの強力3トップに対しては、スタンダールはタイトな守備で対抗し、カウンターからチャンスを伺った。3トップがハマらないヘンクは、トルストヴェット、ヘイネンのミドルで打開を図るものの、前半は両者無得点で終了した。

ゲームは後半早々に動いた。48分に高い位置でボールを奪ったヘンクは、左サイドのテオ・ボンゴンダのスルーパスから、裏に抜け出した日本代表FW伊東純也が、アウトサイドを撃ち抜くシュートを決めて、ヘンクが先制点を奪った。

先制点を奪われたスタンダールは、バリクヴィシャに代えてムレカ、ツィミロットに代えてカルセラを投入。立て続けて攻撃の選手を投入して、リスクを負って攻撃的にゲームを進めた。

しかし、先制点を奪ったヘンクは、激しさを増すスタンダールに対して、カウンターからチャンスを演出。ボンゴンダ、フロショフスキーらが抜群のキープ力を発揮し、ゲームを優勢に進めた。

すると80分に、ヘンクがカウンターからテオ・ボンゴンダが追加点を奪った。その後にスタンダールがムレカが鮮やかなヘッドを決めて1点を返したが、焦りを隠せないスタンダールは、アディショナルタイムに守備の要のシッサコが一発退場。試合終了直前にセットプレーのチャンスを得て、GKボダールも上がって決死の攻撃を見せるが。試合は2-1でヘンクが勝利し、ヘンクが9年ぶり5回目のベルギーカップ優勝を果たした。

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