JPL Players Vol.28 イロンベ・ムボヨ

ベルギーリーグに所属している選手を紹介。今回は鈴木優磨とのコンビで注目を浴びつつある、元ベルギー代表のベテランFWイロンベ・ムボヨ(イロンベ・エムボヨ)です。

プロフィール

イロンベ・ムボヨ Ilombe Mboyo
生年月日 1987年4月22日(33歳)※2021年1月現在
国籍 🇧🇪ベルギー
出身地 キンシャサ(コンゴ民主共和国)
身長 190cm
利き足 右
ポジション FW(センターフォワード、左ウイング)
背番号 7

代表
2012 ベルギー代表 2試合

クラブ遍歴

2008-2010 シャルルロワ
2010-2011 コルトレイク
2011-2013 ヘント
2013-2015 ヘンク
2015-2018 シオン(スイス)
→2017-2018 セルクル・ブルッヘ
2018-2021 コルトレイク
→2019 アル・リヤド(サウジアラビア)
2021- シント・トロイデン

プレー動画

コメント

2021年1月にコルトレイクから完全移籍でシント・トロイデンでプレーすることになった、元ベルギー代表FWイロンベ・ムボヨ。加入直後からレギュラーを獲得して、鈴木優磨とのコンビで好プレーを連発している実力派センターフォワードだ。

コンゴ民主共和国のキンシャサ出身で、ユース時代はアンデルレヒト、クルブ・ブルッヘなどに所属したが、幼少期はギャング団の一員で、17歳のときに14歳の少女への集団暴行とレイプにより、7年間の執行猶予と3年間の保護観察処分を受けていた。刑務所に入っていたムボヨにシャルルロワのスカウトが注目。刑務所で優良な行いをしていたムボヨの早期釈放に、当時のシャルルロワのディレクターのモジ・バヤトの働きにより、2年間早く釈放されることになった。刑務所から連れ出したクラブで、40試合に出場した。

2010年にコルトレイクへ移籍すると、21試合6得点と活躍し、2011年冬にヘントへ完全移籍することになった。その後、ヘントのエースストライカーとチームキャプテンとして活躍し、2012年10月にベルギー代表に初招集された。しかし、12月のワースラント・ベフェレン戦で人種差別的なチャントに対する抗議のために、わざとPKを外す行為が物議を醸し、自らキャプテンを降りることになった。それでも2011-2012シーズンは自身初の20ゴールを挙げた。

2013年夏にヘンクへ移籍。しかし、怪我の影響により思うようにプレーができず、2015年夏にスイスのシオンへ。怪我でほとんどプレーすることができず、2017年1月にセルクル・ブルッヘへ期限付き移籍。2018年夏には古巣のコルトレイクへ復帰。サウジアラビアのアル・リヤドでの半年間の期限付き移籍を経て、2020-2021シーズンは前半戦で8得点を挙げ、2021年冬にシント・トロイデンへ移籍した。

若手時代はスピードのあるドリブルで台頭し、シャルルロワやコルトレイクではサイドアタッカーとして重宝されていた。ヘントへ移籍後は主にセンターフォワードでプレーしている。両足頭とどこでもゴールを決められるだけではなく、周りの選手を活かすことにも長けている、非常に利他的なセンターフォワードだ。元々サイドでのプレー経験が豊富なことから、サイドに流れてからのチャンスメークにも長けており、プレーの幅がとても広く、オールラウンドな実力を兼ね揃えているベテランだ。身体能力の高さと卓越したテクニックで、ベルギーでは「プティ・ペレ」の愛称で親しまれている。

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