2020-2021ベルギープロリーグD1A 第15節 ヘンク – ロイヤル・アントワープ / 伊東純也1アシストを含む4得点のヘンクは7連勝、アントワープは三好康児ゴールも敗戦

ヘンク 4-2 ロイヤル・アントワープ

ゴール
3’ 三好康児(アントワープ) 0-1
19′ ポール・オヌアチュ(ヘンク) 1-1
23′ ポール・オヌアチュ(ヘンク) 2-1
59′ テオ・ボンゴンダ(ヘンク) 3-1
83′ ディウメルシ・ムボカニ(アントワープ) 3-2
88′ シリル・デセルス(ヘンク) 4-2

現在、攻撃陣絶好調で6連勝中のヘンクと、ミッドウィークにルドゴレツに勝利し、ELグループリーグ突破を決めたアントワープと対戦。ヘンクは前節と同じスタメン、アントワープは三好康児の他、ムボカニ、ラファエロフらの主力が揃った。

開始3分、中盤のマルティン・ホングラのロングパスから、右のサイドライン際の三好康児が裏に抜け出し、GKヴコヴィッチとの1対1を制して、アントワープが先制した。三好は今季2得点目。

先制点を奪われたヘンクは、最終ラインからボールを回して攻撃のチャンスを伺うものの、序盤はアントワープの激しいプレスに苦戦。ショートカウンターを狙うアントワープが優位に進めた。

しかし、アントワープのプレスに慣れてきたヘンクは、19分に右サイドのムニョスのオーバーラップからのクロスを、ボンゴンダがスルー。そのボールがオヌアチュの足下に入り、オヌアチュがきっちり決めて、ヘンクが同点。更に23分にはコーナーキックから、ファーサイドのムニョスが折り返すと、再びオヌアチュが合わせて、ヘンクが逆転に成功した。

リードを奪われたアントワープ。自陣で陣形を作り、攻撃に備えるヘンクに対して、左右にボールを振りながら攻めるが、得点源のムボカニ、ラファエロフの2人が、ヘンクの守備陣の激しいチェックによりボールを保持できず。逆にヘンクが鋭いカウンターから、ボンゴンダ、伊東純也の突破から追加点を狙う展開になった。ハイプレスに対して、ヘイネン、フロショフスキーの中盤が躱しつつ、善戦へボールを供給し続け、好調のヘンクが試合を優位に進めた。

前半は2-1でヘンクの1点リードで折り返した。

後半に入り、ビハインドのアントワープは、不調のユクレルドに代わり、元ベルギー代表DFジョルダン・ルカクを投入。それでもヘンクの布陣を崩せず、カウンターを喰らい続けるアントワープは、58分に3バックの一角の元ベルギー代表DFリッチー・デ・ラートを下げて、ポルトガル人の右SBアウレリオ・ブタを投入。システムを4-4-2に変更し、右サイドでプレーしていた三好康児は左サイドへ移った。

しかし、交代直後の59分に、アントワープのフランス人GKジャン・ビュテズがパスミス。ボールがヘンクのFWテオ・ボンゴンダに渡ると、ボンゴンダは1対1を制してゴール。ヘンクは貴重な3点目を決めた。

システム変更をしたアントワープ。左サイドから三好は攻撃を仕掛け続けるが、連戦の影響からか、左サイドは上手く機能せず。ムボカニ、ラファエロフも相変わらず激しいチェックに遭い、システムを変更してもヘンク優勢にゲームが進んだ。

しかし、83分に左サイドのジョルダン・ルカクの高速クロスから、エースストライカーのFWディウメルシ・ムボカニが豪快なヘディングシュートを決めて、アントワープが1点差に迫った。

1点差にアントワープが迫ったが、88分にヘンクがカウンター。伊東純也がドリブルからスルーパス。最後は途中出場のシリル・デセルスが決めて、ヘンクがダメ押しの4点目を決めた。試合は4-2でヘンクが勝利し、クラブ記録の7連勝を達成。同日に行われた首位のベールスホットの敗戦により、ヘンクが首位に浮上した。

ヘンクの伊東純也は92分までの出場で1アシスト。アントワープの三好康児はフル出場で1得点を決めた。

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