混迷のヘント、3度目の監督交代。5年前の優勝監督、ハイン・ファンハーゼブルック復帰
UEFAヨーロッパリーグのグループリーグ第5節のスロヴァン・リベレツ戦で、1-2で破れたヘントは、ティム・デ・デケル監督の解任を発表し、新監督として、ハイン・ファンハーゼブルック氏の就任を発表した。
今シーズンは開幕から低迷し、2度の監督交代を行っているヘント。気の早い監督交代により、チームは混迷を極めており、今シーズンは第14節までで5勝1分8敗と現在12位と大きく出遅れている。ヨーロッパリーグではグループリーグ全敗の醜態を晒し、各メディアでは「毎試合馬鹿げた試合を繰り返している」と辛辣に酷評されている。
新監督として就任したファンハーゼブルック氏は、2014年から2017年10月までヘントを率い、2014-2015シーズンはクラブ唯一となるリーグタイトルを獲得。そして、2015-2016シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグのグループリーグを突破し、ベスト16進出を果たしている。2017年10月に成績低迷によりヘントの監督を退任後、2017年11月からはアンデルレヒトの監督に就任。2018年12月には成績不振により再度解任されている。
アンデルレヒトでの失敗後、監督業から離れ、しばらくは解説業を務めていたが、醜態を晒し続ける古巣ヘントからのオファーを受けた。攻守ともにちぐはぐなチームを再構築できるのか注目されるところだ。
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